(旧)東京で陶芸体験!陶芸教室/森魚工房(練馬区大泉学園)

↓こちらに引っ越しました。
https://blog.goo.ne.jp/forestfishfactory

魔法にかかった午後

2018-10-12 01:37:31 | Weblog

肝っ玉かあさん・宮下さんです。
本気!


この日は、ろくろクリニック。
しはんがマンツーマンで、後ろにつききり(ヒマだったんで)。


「ゆがむの〜」「厚いの〜」の二点を矯正すべく、熱血指導。
姿勢から、指のタッチから、手の運びまで、びっちり。


そしたら、不思議と・・・


できてしまうもんですね。
安心感からか、恐怖心からか、ささやきのまじないの威力。


生涯一、うまくいきましたとさ。
魔法の午後、
おめでとうございます。

東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園

his dream

2018-10-11 07:35:51 | Weblog

今日も今日とて、陶芸怪人・横山くん。
ヒモ積みで、何事かを開始する模様。


ほうほう、ペンタゴン・・・


なるほど、筒状に積み上げていく・・・


結構高い・・・


ふむふむ・・・
さらに高い・・・


なかなかの高さだ・・・


ぎょぎょーっ!
天を衝く高さに・・・
なんなの、これ?
本人「わからない・・・」


さて、日は変わって、翌週の怪人。
穴を開けはじめる。


なんというか・・・ハロウィン的な・・・


奇妙なものが出来上がってしまい、呆然と見つめる・・・


とりあえず、乾燥してみる。(お隣のO氏の作品もでかい!)
が、おうちに持ち帰ると、奥さんに叱られること必至のサイズ・・・
薪窯で焼きたいらしいが・・・


壊すことになりそう。
真夏の夜の夢のような出来事でした・・・とさ。

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窯の修繕

2018-10-10 06:03:21 | Weblog

森魚工房の電気窯「やまぶきくん」です。
はじめて名前を知りました?
13年間と少し、間断なく働いてくれてます。


この子が、結構ボロボロになってきたのですよ。
特にここ、扉のへりの・・・石綿?アスベスト?的な・・・たぶんそれよりも安全な素材の、燃えないフェルトのとこ。
よく触れ合う部位なんで、すり減ってきます。


つわけで、思い立って修繕です。
まずは採寸した型紙をフェルトに当てて・・・




裁断。


古いフェルトのボロボロな部分を切り取り・・・


継ぎ接ぎにします。
採寸が甘く、ちょっと飛び出しました。


余った部分をチョキチョキ・・・
ぴったしサイズに調整。
美しく整えて、完成です。


古いフェルトは・・・どこに捨てる?
もちろん、燃えないゴミに。
なぜなら、燃えませんから〜。

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丁稚の一日

2018-10-09 08:14:09 | Weblog

半年ぶりの井の頭公園「アートマーケッツ」です。
先日の台風で、大木が根こそぎに倒れてトイレを直撃!の図。
おそろしや・・・


さて、この日は丁稚どんに器売りの経験を積ませる一日です。
どういうわけか異様に外国人客さんが立ち止まっていくしはんのお店では、英語が話せるこのひとがいると心強い。
商品のレイアウトもおまかせ。


お隣がいない場所に店を開いて、ぽつねん感ハンパなし。
郊外のガレージセール、という趣きで、衝撃プライスのB品セールです。
「客がわざわざ買いにきてくれる市」と違って、お散歩客さんがメインのこのマーケットでは、安さで勝負。


ポップも丁稚どんの仕事。
目を引き、手に取らせ、納得させる、という重要なワード選択は、このひとにはお手の物。


中身を売り倒して軽くなったトランクに引かれる・・・いや、トランクを押す丁稚どん。
これからもお手伝いをしてくれるそうです。
人生が動いていきそうな雰囲気。


この日の収穫。
文庫本用の手づくりブックカバーも、丁稚どんのチョイス。
徐々に「陶芸屋さんのお仕事」を身に感じていってもらえたらありがたい。

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吉祥寺へと

2018-10-08 07:12:25 | Weblog

素焼きが窯から出ました。
本焼きは、15日(月)の予定です。


・・・ってことで、釉掛け祭り。
窯内のいい場所を目指して、早いもん勝ちシステムです。
ごちゃごちゃの動線の中を、アリのように立ち働くヒトビト。
少し落ち着いて!


本日、祝日のため、工房はお休みです。
吉祥寺の井の頭公園「アートマーケッツ」に、日向ぼっこがてらに出店します。
9時〜15時くらいです。
B品のがらくた市となりますが、おヒマな方はお出かけくださいな。

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みんな、じょうず

2018-10-07 08:50:10 | Weblog
新作発表、つづきです。


進藤さんの、イナヅマタンブラー。
撥水剤で引いた細線を釉薬がはじく、という技法。
シャープな形の作品によく合った、鮮烈な色に仕上がりました。


磯野さんの、ぞうがん菜鉢。
ちょっと模様が影になっちゃう・・・


こちらの技法は、みぞ線で模様を彫って、白化粧をぬりたくってスポンジで拭き取り、白土の詰まった模様を浮き立たせるという「簡単ぞうがん」。
本格ぞうがんよりもお手軽です。


北迫さんの、フタもの。
ぴったし密閉。
デザインも可愛い。


久保田さんの、ティーポット。
クチバシが独特で、おもしろいかも。


こちらも久保田さん作、豚肉の角煮鉢。
料亭で出てくるような。


薄づくりで、指を切りそうなほどにキレキレ。
洗うときに注意しないと・・・


山口さんの、脚付き器。
シャンパン・・・でもいいけど、アイスクリームか、珍味を盛るのにいいかも。


ほのかちゃんの、「旅をするひと」皿。
ああ、どこか遠くへいきたい・・・

子供の体験さんも募集中です〜。
思い立ったら、↓気軽にご連絡を。

陶芸教室/森魚工房 しはん・杉山
forestfish@mail.goo.ne.jp
03-3925-9978

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新作さんたち

2018-10-06 01:51:35 | Weblog
窯からやっと出た「あんときのあいつ」シリーズ。
かつてこのブログで制作風景を紹介した作品たちです。


市松の組み皿です。
柏木くんの超自信作!


美しくて、精密で、いい出来。
知り合いに四けたの値で売ってやるぞう〜、と息巻いてます。
工房にも一枚ちょうだいしました。


横山くんの、めおと土鍋。
近頃の夫婦は、ひとり一鍋が常識。
鍋焼きうどんサイズです。


一閑人的ハムスターマグは、新井さんの作。
こ、これはたまりません。


目があう・・・!
かわいくて悶死しそうです。


こちらもかわいい!
宮下さんの、カエルちゃん皿。
お孫さんちに直行〜。


あ、そうそう、カミクボくんですが、今日から原宿のラフォーレで作品を展示して・・・るはずです。
が、くわしいことを聞かされてないので、内容はよくわかんないです。
通りかかったら、探してみてください。

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Don´t Make Me Blue

2018-10-05 08:55:03 | Weblog

色もんついでに、青土をつくります。
白土に対して、焼貫呉須2,5%を用意。



イブ・クラインのブルー。
あざやか。
こいつを練り込んでいきます。


ぺとぺとに・・・
ぐっちゃぐっちゃに・・・


青く染まっていく〜。
結構、手間がかかるのですよ。


できました。
以前のものよりも、落ち着いた彩度になってます。


以前のものを用いた、宮下さんの作。
ここまでは青くないですが。
お試しくださいな。

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Paint It Black

2018-10-04 08:29:02 | Weblog

いつまでも逃げちゃいられないので、ついに黒化粧の調合を開始。
気分は、化学実験。


コバルトに〜・・・


マンガンに〜・・・


第一酸化鉄・・・と。
測ってる割りに、意外とテキトー。


擦りまくって、ベースのペーストに混ぜ込めば、黒化粧土の出来上がり。
赤土に白化粧、という使い方の反転で、白土系に用いると効果的。


テストピース。
どんな色に仕上がるのか?
十字のような掻き落としは、「すぎやま」の「す」の字を模した、わが王家の紋章です。


ここにあるので、ご自由にお使いくださいな。
下段奥の左スミが白化粧。
右の最奥部上段が黒化粧です。


お試しあれ。

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瀬戸流

2018-10-03 08:49:25 | Weblog

柏木くんが「瀬戸の陶芸教室に忍び込んで、手びねり技法をぬす・・・学んできた」というので、ご紹介。
うちとは違うやり方・・・


ふむ、最初にまん丸の底をつくる・・・


んで、ヒモづくりか・・・


積んで・・・


またヒモ・・・


また積み・・・


じゃんじゃん繰り返す・・・と。


そして、ここでコテが登場。
見込みから押しひろげるわけかー。


外側は、裏返して削って造形。
ドライヤーもあてないで、土がゆるすぎないか?


完成、という感じ。
ちょっと厚いかもね。
だけど、勉強させていただきました。
この技法は、丼づくりにいいかも。

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