Starlight Terrace

オリジナル写真で綴る夜空と夜景がメインのブログ
【注目の天文現象】
2/25夕 西の低空で土星と水星が大接近

今夕の富士山(2012/05/06)

2012-05-06 19:45:00 | 富士山

日中の荒れた天気から一転、夕方になり急速に回復して、姿を現しました↓

GW最終日に拝めたのはラッキーでした。


コメント
--------これより以下のコメントは、2013年5月30日以前に-----------
あなたのブログにコメント投稿されたものです。
宮ちゃんNO1 [2012年5月6日 20:49]
こんばんは~ 宮ちゃんで~す!

ホント・・・今日の天気は目まぐるしく変わり
晴れから曇りそして雷に突風・・・再び晴れ
コレって・・・スーパームーンの影響?

fornax8 [2012年5月6日 22:19]
宮ちゃんNO1さん、またまたコメントを頂戴しまして恐れ入ります。

最近の気象は気性が荒い・・・などとダジャレを言ってる場合じゃないですね。
茨城~栃木で発生した竜巻災害のニュース映像を見て驚きました。
被災された方にはお見舞い申し上げます。
スーパームーンの影響なのかどうか分かりませんが、
月の地球最接近直後の出来事でしたので、気にはなりますね。

Golden Ring 迎撃準備(10)

2012-05-06 09:00:00 | 撮影機材

快晴となったこどもの日の昼下がり、新調した中型三脚のレビューを兼ねて、

またまた太陽連続撮影リハーサルを実施。

今回は、いわゆる標準ズームレンズに相当する28-75mmレンズの望遠端で連写しました。

撮影インターバル時間を5分にして得られた画像がこちら↓

 キヤノンEOS Kiss Digital X+28-75mmズーム(@75mm F8)+ND10000×ND8フィルター,
 露出1/500秒で撮った15コマをPhotoshopCS3にて比較明合成

減光フィルタはかなり前に買った古~いものを組合わせてみました。

やっぱり構図が不完全でしたが、このぐらいのズレならトリミング等で救済できそう。

風がそこそこ吹いていたのですが、三脚は結構しっかりしており、ブレはありませんでした。

雲台も、固定時に気になるフレーミングのズレが確かに僅かで、満足できるレベルでした。

また、雲台内蔵の水準器と角度目盛が構図決定には有効で、それらがあるとないとでは

全然違います。で、具体的には次のような手順で構図合せをしました。

①天文シミュレーションソフト「ステラナビゲータ」で構図シミュレーション画像を作成し、
 構図枠の水平からの傾き角度を計ります↓

②カメラを正しくセットした雲台の水準器を目安に、パンハンドル(カメラの左右の傾きを
 調整するためのハンドル)を操作して、左右方向の水平出しを行ないます↓

③水平出しした状態で水平ティルト目盛を読み取った後、一旦パンハンドルをゆるめて
 同目盛を見ながら水平状態より①で計った角度分だけ傾けてハンドルを固定します↓

④上下ティルトハンドルと水平回転パンストッパーをゆるめて、カメラのファンダーを
 覗きながら太陽像がフレームの隅に来るように上下と左右回転の位置を決めた後、
 ハンドルとストッパーをしっかり固定します。

⑤即座にインターバル撮影を開始します。

 

①の構図シミュレーションで最初のコマの撮影時間を把握しておき、その時間が来る前に

②以降の一連の作業をスピーディにやらないと、撮影フレームと太陽の移動方向の角度ズレ

が大きくなります。かといって、あまり時間に余裕を持って構図を決めてしまうと、

最初の撮影コマがフレームの中心に寄ってしまうので、失敗しやすくなります。

実践ではその辺のスケジューリングが難しいところです。

それと、③における角度出しの正確さがフレーミングの成否を左右する鍵になりそうですが、

目盛が10度間隔なので、2~3度ぐらいの誤差が出ても仕方ないかもしれません。


さて、この水準器と目盛が無かったら、試写を繰り返して太陽の移動方向を確認しながら

試行錯誤で構図を決めなければなりません。超望遠レンズなら画角がすごく狭いので、

比較的短時間で太陽の移動方向を把握できますが、中望遠レンズぐらいだと相当な時間を

かけないとフレーム内での移動が分からないので、かなり厄介な作業になります。

ということで、こういう雲台を選んで良かったーって思いましたね。

 

で、金環日食当日に今回と同じ75mmで連写した場合、縦構図でこんなイメージになります↓

 (AstroArts社ステラナビゲーターによるシミュレーション)

本番では太陽の高度が低いので、構図決めは案外簡単かもしれません。

まぁ、あくまでメインは400mm超望遠での撮影ですが、余裕があれば2台体制で臨むかも?

ちなみに400mmでの本番撮影では、構図が遥かに決めやすい赤道儀架台を使う予定です。


コメント
--------これより以下のコメントは、2013年5月30日以前に-----------
あなたのブログにコメント投稿されたものです。
宮ちゃんNO1 [2012年5月6日 15:54]
こんにちは~ 宮ちゃんダブルで~す!

う~ん・・・成るほど凄いメカですね~
でも実際の撮影時にはやはり経験が必要なんデスよね?
イメージ通りの写真が撮れるといいデスね~

fornax8 [2012年5月6日 19:13]
宮ちゃんNO1さん、コメント連投恐縮です。

最近の雲台は至れり尽くせりな感じで、プチ浦島状態でした。
機材の準備は整ってきましたけど、経験値が不足気味って感じです。
撮影地も決めてませんし、このままだと本番でどうなることやら・・・

スーパームーンとやらを撮ってみました。

2012-05-06 01:00:00 | 

今夜の月は「スーパームーン」だと巷で騒いでますね。

月は言うもでもなく地球の周りを公転しているわけですが、

その軌道が少しだけ潰れた楕円になっているため、地球との距離が変化します。

で、5月6日の12:34に地球に最接近することが分かっていて、その直後に満月となります。

地球に近いってことは、いつもの満月よりも大きく明るく見えることになりますね。

でも、今見えている月は厳密には満月の半日ほど前なので、少しだけ東側がかげってます。

実際に400mm超望遠にて撮影した画像で確認してみましょう↓

左端が僅かに暗いのが分かると思います。明晩は右側が少し暗くなるはずです。

ちなみに昨年の3月19日の満月の時も地球に最接近し、その時は今回よりも近かったようで、

エクストラ・スーパームーンなどと呼ばれてました。

月の接近により引力の影響が強まって、大地震を誘発するなどという説もありますが、

今年は何事も無いことを願うばかりです。


コメント
--------これより以下のコメントは、2013年5月30日以前に-----------
あなたのブログにコメント投稿されたものです。
mashさん [2012年5月6日 8:19]
fornax8さん、おはようございます。

そうでしたか。
道理で夕べ眺めていた月は大きく見えたんですね。
朝方まで傾く月もやはり大きく見えてましたしね。
大潮も手伝ってか潮の満ち引きも差が大きかった。

そう夕べ18時57分に震度3の地震がありました。
fornax8 [2012年5月6日 10:23]
mashさん、おはようございます。いつもコメントありがとうございます。

おー、実際に大きく感じられましたか。
確かに潮の干満にも影響は出たんでしょうね。
地震との関連は何とも言えませんが、最大震度3程度で済んでくれれば
問題ないレベルかと。
宮ちゃんNO1 [2012年5月6日 15:49]
こんにちは~ 宮ちゃんで~す!

自分も昨夜この月を見ましたが・・・
確かに満月だからより明るく見えた気がしましたが
大きさまでは判らない(笑)
エッ~・・・そんな都市伝説みたいな話が有るんデスね!
ホント・・・何もなけらば良いデスが・・・

アッ・・・余りに綺麗なので・・・今日の自分のブログに勝手にリンクさせて頂きました~(笑)

fornax8 [2012年5月6日 19:11]
宮ちゃんNO1さん、連日のコメントありがとうございます。

スーパームーンの前後数日は要注意なんて話もあります。
今日は北関東地方で竜巻が発生したとのことですが、
そういう災害とも関連付ける人が既に出ているみたいですよ。

ところで、掲載したのは大した写真でもないんですが、
リンクしていただけるとは光栄です。
月の写真は不慣れなので、専門家が見るとツッコミどころ満載かも?