今月半ばに発見された西村彗星を21日明け方に再び撮影し、得られた画像がコレです。
【西村彗星(C/2023 P1)8/21】
キヤノンEOS Ra+タカハシε-180EDC,F2.8,ISO1600,STARRY NIGHTフィルター,
総露出時間24分(2分×10コマ,加算メトカーフコンポジット),タカハシEM-200Temma2M赤道儀,
口径25mmガイド鏡にて恒星オートガイド,等倍トリミング,静岡県東伊豆町にて
今回は主砲を使って撮影しました。右方向に尾が伸びているはずなんですが、確認できませんねぇ・・・
信頼スジによると光度は8等台に突入した模様で、現在最も明るく見える彗星となってます。
ただ、夜明け前の東天で低空にしか見えない上に黄道光に邪魔される天域に位置しており、
来週からは月明かりの影響も加わってくるので、観測条件はあまりよろしくない印象です。
ところで最新の軌道要素によると周期が299年となっており、過去に何度か太陽に接近している可能性があります。
もし太陽接近履歴があるようなら生き延びてきたことになるので、懸念される崩壊/消滅は免れるかもしれません。
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