ちょっとした断捨離の一環で、過去に撮った銀塩写真のネガを大量に処分し始めてるのですが、
想い入れのある天体写真だけはデジタル化しようと思って、安価なフィルムデュプリケーターを入手し、
ミラーレス一眼によるマクロ撮影で「なんちゃってデジタルリマスタリング」に勤しんでます。
まずは今から45年半ほど前に初めて☆を撮った日のモノクロネガフィルムをデュープして白黒反転処理。
その代表的なショットがコレです。
【ふたご座と木星】
キヤノンEF+FD50mmF1.4 S.S.C.(Ⅱ),コダックTri-X(ASA/ISO400),絞りF2,露出25秒,
固定撮影,都内某所にて
ふたご座の兄カストルの足元に木星が位置しているところを標準レンズで狙ったものでした。
当時まだ中学生で、土曜日の深夜に3人ほどの星好き同級生が集まって一緒に撮ったと記憶してます。
ちなみに、写野を天文シミュレーションソフトで確認すると・・・
AstroArts社ステラナビゲータによるシミュレーション
フレーミングは天球上の南北や地平に合わせたというよりも「ふたご座」の形を意識したのかな?
その割に上下方向にズレてたりするんで、トーシロー丸出しって感じ。
なお、普通の三脚に載せて撮ったので、露出は日周運動で星像が流れないギリギリの秒数に設定した模様。
大体5等星くらいまで写ってますが、露光不足で全く見映えがしませんね。
それでも星座を構成する星が確認できるだけで大満足していたのでした。
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