2月最終日曜日の☆撮り遠征での釣果がまだあります。
岩本彗星が北東天で高度を上げてくるまでの時間を使って、こんなペア銀河を撮ってました。
【触角銀河 NGC4038&4039】
キヤノンEOS Ra+タカハシε-180EDC,F2.8,ISO3200,ASTRO LPR Type2フィルター使用,
総露出時間64分(4分×16コマ,加算コンポジット),タカハシEM-200Temma2M赤道儀,
口径25mmガイド鏡にて恒星オートガイド,トリミングあり,静岡県東伊豆町稲取にて
からす座にある天体で、2つの銀河が衝突している状態の相互作用銀河の典型例として知られてます。
2つの銀河の衝突によって形成された2本のツノ状構造が両銀河本体よりも長く伸びた特異的な姿で、
触角銀河、アンテナ銀河、リングテール銀河などの呼び名があります。
7年ほど前にも撮影し、画像を記事にアップしてますが、その時よりは触角部分が濃いめに写りました。
触角部分まで含めると視直径は結構大きいんですけど、銀河本体は小さくて、500mm程度の焦点距離では
さすがに内部の詳細な構造までは描写し切れませんね。いつか1500mm以上の長焦点で狙いたいなぁ。
どの写真も自己満足で完結しており、筋金入りの天体写真家が撮られた画像と比べたら
足元にも及ばないレベルです。向上心が乏しく、この先もほとんど進歩は無いと思いますが、
ご覧いただいて何かを感じていただければ嬉しいです。