地デジ対応のハードディスクレコーダーを導入して、1ヶ月が経ちました。
ハードディスク (HDD) に録画するのは、すこぶる快適です。録画する前に空いている (上書きしてよい) ビデオテープを探す必要はありません。いちいちビデオテープを巻き戻さなくても、見たい番組を選択して一発で再生できます。
番組の途中をスキップするときも、64倍速で早送りできます。番組1分間を1秒で早送りしつつ、1分ごとの映像が静止画としてコマ送り風に再生されます。番組によっては、途中で中だるみすることがありますが、そんなときに64倍速の早送りが重宝します。アナログのVHSビデオを使っていた頃は、映像を確認しながらここまでの速度で早送りすることはできませんでした。
世間からかなり遅れてデジタル録画の利点に感動している私です。
ただし、アナログ放送を受信していたときのようにCMをカットして録画することはできません。
代わりに、30秒送りという専用のボタンがあるのが面白い。
このボタンを押すと、再生中に30秒先まで早送りされ、自動的に再生が再開されます。何回か押せば、CMを簡単にスキップできてしまいます。スキップしすぎたときのために、ご丁寧にも10秒戻しなんていうボタンまで用意されています。
CMをスキップされてしまうとスポンサーとしては困るでしょうが、つまらないCMだからスキップするのです。つまらないアイドルにコピーを読ませるCMに興味はありません。腕の立つナレーターを使って、じっくり聞かせて欲しい。芸能人がさわぐだけのCMは見たくありません。つい見入ってしまう映像を使って欲しい。