みぃちゃんの頭の中はおもちゃ箱

略してみちゃばこ。泣いたり笑ったり

待っててね

2011年08月25日 22時40分01秒 | 小さな幸せ
枕元で着信音が流れました。

携帯にメールが届いたようです。

私は、会社のアカウントに届いたメールを携帯電話にも転送し、どこでも確認できるようにしています。今日から新しい仕事が始まる予定になっていました。うちの取引先は本当に朝早くから動くんだから、と半ばあきれながら携帯を開くと……
お誕生日おめでとう☆

大阪の女友達Sからのメールでした。

ヾ(≧∇≦)〃
おぉーぅ!

一気にテンションUP! Sからメールが来たというだけで今日は幸せな日です。もう確定しました。この後、どんな事件が起ころうと、今日は幸せな日なのです。

昨日小説「対岸の彼女」を読んでSのことを思い出していたところでした。この小説の登場人物に、Sと私が重なっていました。人を信じ、愛する心を底流として持つS。人を信じられず、内気な私。Sと私は、かつて毎晩チャットに浸っていました。床の上を笑い転げ、呼吸もままならず、苦しさに笑いを止めようとしても止められなかったことも何度あったか知れません。まるで高校生のように無邪気に遊んでいました。

小説の一場面からSとの日々を思い出していた矢先に、Sからメールが届きました。嬉しさもひとしお。

私には、ふたつの誕生日があります。

ひとつは戸籍上の誕生日。

もうひとつは、女性として生きていくと決めた8月に設定した誕生日。

この8月の誕生日を祝ってくれる人が、Sです。

Sがお祝いしてくれたんだから……

ぐずぐずしてないで、また走り出さなきゃ。私は、私がしたいことをする! そう決めたんだ。ぐだぐだ言ってたら、Sに合わせる顔がないよ。待っててね。今、行くから。

(11月4日追記) Sからプレゼントが届きました。ありがとう。