9年前の購入履歴が残ってた

毎年恒例のものを買おうと思って楽天市場にログインしました。定番の商品を買う場合は、過去の購入履歴を参照すれば簡単にお店のページに移動できます。

その購入履歴を見てびっくり。

どんどん過去にさかのぼれます。一番古い記録は2003年。もうほとんど忘れた商品の購入履歴までしっかりと記録されていました。今の時代、どこのお店も客の履歴を (購入履歴に限らず、ページ閲覧履歴も) 記録・分析しているものですが、改めて自分の情報を目の当たりにすると、行動が監視されているとひしひしと実感し、怖くなります。ただし、楽天での買い物は年に2～3回だけなので、履歴の件数は少なく、9年間のトータルで25件しかありません。

楽天市場を使わない理由は、商品を探すのに苦労するからです。

キーワードを入力して検索しても、目的としない商品が大量にリストアップされることもしばしば。このキーワードでどうしてこんなものが出てくるの、というものが出てくることもあります。モラルの低いショップがさまざまなキーワードを (関連性の低いものまで、考えつく限りの言葉を) 商品ページに盛り込み、自店の商品が検索結果に表示される機会を増やそうとしているからです。

無関係な商品を除外するために価格での絞り込みも併用しますが、下限価格を高くしすぎると特価品を見逃してしまいます。あまりに詳細なキーワードで検索すると、ネットに慣れていない零細ショップの商品を見逃してしまいます。大量のゴミ (あえてゴミと言います) の中から満足のいく商品を探し出すのは、とにかく大変。

ということで、いつの間にか楽天市場は使わなくなりました。大雑把なジャンルやイメージから探していく場合は、実店舗を見るほうが楽です。楽天で買い物をするのは、買う商品が決まっていてメーカーや商品名まで特定できる場合か、実店舗で見つからない場合だけです。