越前殿は有名人

久しぶりに「大岡越前」を見ました。

人からすすめられて時代劇を見ていましたが、いつの間にか見ない日が続いていました。もう一度ドラマに取り組もうと、朝ビデオの電源を入れるように努め、夕方頃、気づいたときに電源を切っています。あまりたくさん録画しても見る時間が取れないので、今は「大岡越前」だけ録画しています。

しばらく見ない間に、ずいぶん話が進んだようです。既に第4部から第5部に移り、知らない人物が養生所で働き始めているようです。

例によって例のごとく、悪人が登場。豪商が長屋を取り壊して、もっと儲 (もう) かるビジネスに手を出そうとしています。そのためには、奉行所にも届出をして長屋取り壊しの許可を得なければなりません。しかし、長屋の住人 (もちろん貧乏人) の中に重病人がひとり。重病人がいることを理由に、奉行所は長屋取り壊しの許可を出しません。豪商は、やくざ者を使って何とか住人を立ちのかせようとします。あれこれ策を練るも、住人一掃は一筋縄ではいかないようです。暗がりで声をひそめて話し合う悪人たち。
「しかし、相手は大岡越前ですぜ」

おっと、越前殿、悪人どもにも名前が知られているとは、かなりの有名人！ すごいなぁ。私は地元の地方裁判所の裁判官なんか、ひとりも名前を知らないというのに。