みぃちゃんの頭の中はおもちゃ箱

略してみちゃばこ。泣いたり笑ったり

今日の野外学習 (ユキヤナギ)

2011年11月25日 23時02分36秒 | 草木をめでる
刈り込まれた株からニョッキリと伸びた枝の先に、白い花が咲いていました。丸い花びらが5枚、梅鉢のように並んでいます。寒い季節にも、意外といろいろな花が咲いているものです。

何の花でしょうか。

こういうときは、写真に撮って、家に帰ってから調べます。

調べてびっくり。ユキヤナギでした。

ユキヤナギは、春、ソメイヨシノの咲く季節に、無数の花がいっせいに咲いて大きな房を垂らすものだと思っていました。そのユキヤナギが、11月の下旬に、茎の先端に数輪だけ咲いています。季節も花の様子もあまりに違いすぎて、ユキヤナギとは分かりませんでした。葉の長さも3cm以上と大ぶりで、ユキナヤギらしくありません。

flower11BB.jpg: ユキヤナギの花

葉の特徴は、葉の縁に一様なギザギザ (鋸歯 (きょし)) があること。葉柄 (葉の付け根にある茎に似た部分) が短いこと。この特徴でコデマリと区別できます。葉の付き方 (葉序) も違うようですが、写真では茎を斜め上から見ているので、はっきりとは分かりません。

マンリョウが赤くなってきた

2011年11月23日 22時18分21秒 | 草木をめでる
マンリョウの実が赤くなってきていました。まだ青く小さな実もたくさんあります。

赤い色は、ようやく全体に回ったところです。実の色は、まだまだ赤には遠く、習字の添削に使われるような朱色を帯びた程度。葉の色も薄く、黄色味が強いです。

真冬になる頃には、実の赤も葉の緑も、もっと濃く深い色になります。

そう言えば、花が咲いているところは見ていません。この時期に実をつけているということは、夏から初秋のあたりに咲いていたはずです。その時期は蚊が多くて、外に出る時間を極力少なくしており、草むらをのんびりと観察したことがありません。気がつかないはずです。

びわ花盛り

2011年11月22日 22時32分00秒 | 草木をめでる
びわの花は今が盛り。

つぼみは、ラクダ色の毛に包まれていて、見るからに温かそう。冬の最中に咲くだけあって、防寒の装備も万全です。

この冬もたくさん花がつきました。大きな実もたくさんなってくれるでしょうか。葉をたくさん残してあるので、栄養が回ってくれるのではないかと期待していますが……。



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本がきちゃない

2011年11月21日 22時48分12秒 | お仕事・学び
今日は冷えました。ブランケットをひざに掛けてブログを書き書き。

お昼には、日なたぼっこをしながら本を読みました。ぬるい雨の日に図書館で借りてきた本の2冊目です。

それにしても、公立図書館の本って汚いです。学校の図書室にあった本とは雲泥の差です。

学校の図書室の本は、誰も借りていない本がほとんどだったという事情はあります。私が利用している公立図書館の場合は、住民が10万人以上いるのに対して、書架の数は高校の図書室の2倍ほどに過ぎません。利用者の要望に沿うように本を購入することも多く、それぞれの本の利用率が高いのでしょうが、その点を考慮に入れても本が汚すぎます。

書き込みがある。
ページの間にゴミが挟まっている。
ページの隅が折れている。
ページが波打っている (水に濡れたようです)。
インクのしみが付いている。

ページが切り取られることがあるとも聞きます。幸いなことに、この図書館ではまだページが欠落した本に遭遇していません。

今読んでいる本にも、鉛筆で傍線が引いてあります。その線の引き方がいただけません。ひとつの段落すべてに傍線が引いてあるのです。傍線は1段落にとどまらず、ページの9割に及ぶありさま。そんな傍線がほぼ章全体に及んでいます。

ここまで線を引いてしまっては、どこが重要なのか分かりません。

よっぽど頭の悪い人が線を引いたと見受けられます。線を引くなら、ページを一見しただけでエッセンスを過不足なく吸収できるように引いて欲しいものです (もちろん、書き込みがないに越したことはありません)。ただし、頭の悪い傍線にまみれた章は導入部分に限られていました。以降の章はまったく傍線に汚染されていません。ページが折れたり曲がったり、ゴミが挟まったりしている点を除けば、普通に読めます……って、やっぱり汚い本は嬉しくないわ。

なお、この本は、この図書館に通い始めて4冊目に開いた本ですが、傍線が引かれた本としては既に2冊目です。何とマナーの悪いことか。