鹿児島と宮崎県境にある霧島では梅雨時にオオヤマレンゲの白い花が咲きます。6月14日、曇り空の霧島山麓にオオヤマレンゲを訪ねました。オオヤマレンゲはモクレンの仲間ですが、霧島では個体数が少なく生育環境の悪化で保護区域が設定されています。
10年程前までは、えびの高原の硫黄山北西部にオオヤマレンゲが群生していました。岩場の急な斜面ですが道路から近いため、美しい花に多くの人が集まり、周囲の木が枯れ根元が踏み固められ、個体数は年毎に減少しています。現在は周囲にロープが張られて立入が規制されていますが、この付近では絶滅が危惧されています。
保護区域の看板
立入規制のロープ
開花の様子 望遠レンズで撮影
枯死したオオヤマレンゲと周囲の木
次は別な場所に一本だけ残る貴重なオオヤマレンゲです。こちらは民間団体で保護活動をされているようです。うれしいことに今年も元気に花を咲かせていました。昨年の様子はこちらのブログ記事をご覧ください。
近くにはミヤマキリシマが残っていました
白い花は数日で茶色く色あせます
蕾も多くありました
掌に入るほどの可憐な花です
白熱灯を思わせる色合い
白木蓮や蓮などが上向きに咲くのに対して、オオヤマレンゲはうつむきかげんに咲いて実に可愛らしい表情です。うっすらと甘い香りもあるので、つい近づいて匂いを嗅ぎたくなります。近くで大きく写したいと思うのは人情ですが、木を傷めないよう大切に守っていきたいものです。
雨の多い時期だけの小さな池
今年は梅雨入り後に雨が降り続き雨量が多い地域もありますが、九州南部は例年よりも少ないようです。この池も半分以下の水位です。ミヤマキリシマの花が満開の頃は水面に映りこんできれいなところです。
韓国岳の山頂付近はミヤマキリシマが見頃で山歩きの人が多く、道路沿いには車が一杯止まっていました。山麓のミヤマキリシマは花が終わっています。えびの高原は徐々に静かさを取り戻す頃です。
10年程前までは、えびの高原の硫黄山北西部にオオヤマレンゲが群生していました。岩場の急な斜面ですが道路から近いため、美しい花に多くの人が集まり、周囲の木が枯れ根元が踏み固められ、個体数は年毎に減少しています。現在は周囲にロープが張られて立入が規制されていますが、この付近では絶滅が危惧されています。
保護区域の看板
立入規制のロープ
開花の様子 望遠レンズで撮影
枯死したオオヤマレンゲと周囲の木
次は別な場所に一本だけ残る貴重なオオヤマレンゲです。こちらは民間団体で保護活動をされているようです。うれしいことに今年も元気に花を咲かせていました。昨年の様子はこちらのブログ記事をご覧ください。
近くにはミヤマキリシマが残っていました
白い花は数日で茶色く色あせます
蕾も多くありました
掌に入るほどの可憐な花です
白熱灯を思わせる色合い
白木蓮や蓮などが上向きに咲くのに対して、オオヤマレンゲはうつむきかげんに咲いて実に可愛らしい表情です。うっすらと甘い香りもあるので、つい近づいて匂いを嗅ぎたくなります。近くで大きく写したいと思うのは人情ですが、木を傷めないよう大切に守っていきたいものです。
雨の多い時期だけの小さな池
今年は梅雨入り後に雨が降り続き雨量が多い地域もありますが、九州南部は例年よりも少ないようです。この池も半分以下の水位です。ミヤマキリシマの花が満開の頃は水面に映りこんできれいなところです。
韓国岳の山頂付近はミヤマキリシマが見頃で山歩きの人が多く、道路沿いには車が一杯止まっていました。山麓のミヤマキリシマは花が終わっています。えびの高原は徐々に静かさを取り戻す頃です。