鹿児島は6月2日に梅雨入りしましたが、これまでの雨量は少なめです。吹上浜は5月まで続いた海藻の影響がなくなり、釣人が増えてきました。最近のキス釣りの様子をまとめました。
6月9日(月)14時前 海岸南側
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食いが良く楽しい釣り
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14時から2時間程度で46匹
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6月9日は中潮で満潮は17時頃のため、それまでにジャガイモを収穫してカライモの畝を作りました。幸いにうす曇で弱い海風が心地良く、釣りには好条件。月曜日でもあり釣人は見える範囲では3名程度で貸切状態でした。
今年は昨年よりもさらに大気汚染物質が増えたのか見晴らしが悪い状態が続いています。日置海岸から見える範囲は、南側は日置市吹上町の永吉付近まで、北側はいちき串木野市の市来戸崎港付近まででした。
6月12日(木) 8時半過ぎ
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天気が回復して北西風が少し強くなった
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夜はキスの天ぷらを味わう
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6月12日、今日も期待して浜に出るとキス網が操業していてがっかりしました。大潮で満潮は6時半頃、釣り始めた9時頃には予想以上に潮位が下がっていました。一時的に出現した台風6号に吹き込むのか北西風が強くなり、海面は波立ってキス網漁の船も早めに引き上げていきました。この日は1時間ほどで切り上げて釣果は11匹でした。
潮位が下がり波立ったことで釣果が悪かったことより、キス網漁が始まっていたのがショックでした。夜は天ぷらを味わって、また良い日もあるだろうと気持ちを取り直しました。
6月15日(日) 8時半過ぎ
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良型のキスが一杯
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朝方の釣果 31匹
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日曜日は漁協が休みなのでキス網漁はありません。浜に出てみると驚いたことに近所の先輩たちが3人並んで釣りをしていました。Yさん、Kさん、Hさんでした。Kさんとは何十年ぶりの再会で、お互い街中では気付かないほどの変貌振りでしたが、変わらぬ笑顔には「お母さんの顔立ちですね」と談笑することでした。
これまでと状況が変わり、2~3年ギスが多くて針の数だけ釣れるほどでした。昔は近所の子供たちは家族同様で兄弟のようなもので懐かしい話もそこそこに釣りに夢中になっていました。懐かしい先輩と言うよりも「兄さんたち」が喜んで魚を釣る姿を見られて、大変うれしいひと時でした。
私も小さいキスを適度に釣りました。その後は投げ釣りの達人から自作の仕掛けや釣り情報を教えてもらいました。手を止めて釣談義に付き合って頂きありがとうございました。
14時半前 潮が引いて砂洲が出ています
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上の画像の北側
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砂洲からの投げ釣り
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午後の釣果 34匹
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夕暮れの海
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15日は満潮が8時半頃で、干潮は15時過ぎでした。午前中の魚を途中まで捌いて再び14時半頃から釣りに出ました。砂浜は海が荒れると潮の流れや地形が変わります。引潮のときこそ潮の流れや地形を把握することができます。
釣り場所をどこに定めるかで釣果に大きな影響が出ます。大潮の引潮時には必ず海の様子を観察しています。砂洲は地元では「島」と呼んでいました。砂浜が狭くなった現在よりも昔の「島」は高くて大きなものでした。
島から離岸流の位置を考慮しながら投げると殆ど入れ食い状態でしたが、型は小さいものでした。場所移動に時間を取られると再び潮が満ちてきますので、道具を置いた場所から歩ける範囲内で釣って16時過ぎには切り上げました。
夕暮れは雲が多くて明日の天気も今日と同様だろうと判断しました。天気予報の技術が発達しない頃は、砂丘から海を眺め空を眺めて明日の天気を自分なりに予想するものでした。「観天望気」とはうまく言ったものです。
6月16日(月) 8時半頃の北側 岸近くまでキス網が入ります
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大漁でした 60匹近い?
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18時前 南西から弱い風
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16日はキス網漁の船が4~5隻出ていました。私が釣るところもキス網が入り食いが止まったそうです。やはりダメかと思いましたが幸いに30分ほどで食いが良くなりました。9時前から釣り始めて、残っていた釣餌を使い終わるため居残りました。3~4人いた釣人が居なくなった後は、波打ち際から10mほどの近場で良型キスが釣れて面白いことでした。連日の魚捌きで数える余裕がありませんでしたが60匹ほどのうち良型が6割程度でした。
12時前に様子見に来たHさんに残っていた餌を全部あげて切り上げました。餌の岩ゴカイは300円分買うと冷蔵庫に保管して釣行3回分は使えます。1回(約2時間)に使う岩ゴカイは10匹程度でしょうか。食いが良いときは針に5mm程度餌が残っているだけで釣れます。針先が見えていても大丈夫ですが、針先から1cm程度はみ出すように付ける人もいて釣具店は喜ぶことになります。
釣りは釣具と技術を駆使する遊びでもありますが、広い大きな海の恵みの中で遊ばせてもらっているのだと思っています。魚は良く釣れることもあればダメなこともあるし、何よりも海が荒れると釣りができません。海の恵みを授けてくださる恵比寿さんに感謝せずにはおられません。
6月も後半に入り梅雨前線が北上すると吹上浜には南西からのうねりが入ってきます。梅雨明けまでは海が荒れる日が多くなります。今は海も荒れず強烈な日射しもない貴重な釣日和です。
6月9日(月)14時前 海岸南側
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食いが良く楽しい釣り
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14時から2時間程度で46匹
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6月9日は中潮で満潮は17時頃のため、それまでにジャガイモを収穫してカライモの畝を作りました。幸いにうす曇で弱い海風が心地良く、釣りには好条件。月曜日でもあり釣人は見える範囲では3名程度で貸切状態でした。
今年は昨年よりもさらに大気汚染物質が増えたのか見晴らしが悪い状態が続いています。日置海岸から見える範囲は、南側は日置市吹上町の永吉付近まで、北側はいちき串木野市の市来戸崎港付近まででした。
6月12日(木) 8時半過ぎ
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天気が回復して北西風が少し強くなった
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夜はキスの天ぷらを味わう
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6月12日、今日も期待して浜に出るとキス網が操業していてがっかりしました。大潮で満潮は6時半頃、釣り始めた9時頃には予想以上に潮位が下がっていました。一時的に出現した台風6号に吹き込むのか北西風が強くなり、海面は波立ってキス網漁の船も早めに引き上げていきました。この日は1時間ほどで切り上げて釣果は11匹でした。
潮位が下がり波立ったことで釣果が悪かったことより、キス網漁が始まっていたのがショックでした。夜は天ぷらを味わって、また良い日もあるだろうと気持ちを取り直しました。
6月15日(日) 8時半過ぎ
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良型のキスが一杯
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朝方の釣果 31匹
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日曜日は漁協が休みなのでキス網漁はありません。浜に出てみると驚いたことに近所の先輩たちが3人並んで釣りをしていました。Yさん、Kさん、Hさんでした。Kさんとは何十年ぶりの再会で、お互い街中では気付かないほどの変貌振りでしたが、変わらぬ笑顔には「お母さんの顔立ちですね」と談笑することでした。
これまでと状況が変わり、2~3年ギスが多くて針の数だけ釣れるほどでした。昔は近所の子供たちは家族同様で兄弟のようなもので懐かしい話もそこそこに釣りに夢中になっていました。懐かしい先輩と言うよりも「兄さんたち」が喜んで魚を釣る姿を見られて、大変うれしいひと時でした。
私も小さいキスを適度に釣りました。その後は投げ釣りの達人から自作の仕掛けや釣り情報を教えてもらいました。手を止めて釣談義に付き合って頂きありがとうございました。
14時半前 潮が引いて砂洲が出ています
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上の画像の北側
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砂洲からの投げ釣り
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午後の釣果 34匹
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夕暮れの海
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15日は満潮が8時半頃で、干潮は15時過ぎでした。午前中の魚を途中まで捌いて再び14時半頃から釣りに出ました。砂浜は海が荒れると潮の流れや地形が変わります。引潮のときこそ潮の流れや地形を把握することができます。
釣り場所をどこに定めるかで釣果に大きな影響が出ます。大潮の引潮時には必ず海の様子を観察しています。砂洲は地元では「島」と呼んでいました。砂浜が狭くなった現在よりも昔の「島」は高くて大きなものでした。
島から離岸流の位置を考慮しながら投げると殆ど入れ食い状態でしたが、型は小さいものでした。場所移動に時間を取られると再び潮が満ちてきますので、道具を置いた場所から歩ける範囲内で釣って16時過ぎには切り上げました。
夕暮れは雲が多くて明日の天気も今日と同様だろうと判断しました。天気予報の技術が発達しない頃は、砂丘から海を眺め空を眺めて明日の天気を自分なりに予想するものでした。「観天望気」とはうまく言ったものです。
6月16日(月) 8時半頃の北側 岸近くまでキス網が入ります
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大漁でした 60匹近い?
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18時前 南西から弱い風
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16日はキス網漁の船が4~5隻出ていました。私が釣るところもキス網が入り食いが止まったそうです。やはりダメかと思いましたが幸いに30分ほどで食いが良くなりました。9時前から釣り始めて、残っていた釣餌を使い終わるため居残りました。3~4人いた釣人が居なくなった後は、波打ち際から10mほどの近場で良型キスが釣れて面白いことでした。連日の魚捌きで数える余裕がありませんでしたが60匹ほどのうち良型が6割程度でした。
12時前に様子見に来たHさんに残っていた餌を全部あげて切り上げました。餌の岩ゴカイは300円分買うと冷蔵庫に保管して釣行3回分は使えます。1回(約2時間)に使う岩ゴカイは10匹程度でしょうか。食いが良いときは針に5mm程度餌が残っているだけで釣れます。針先が見えていても大丈夫ですが、針先から1cm程度はみ出すように付ける人もいて釣具店は喜ぶことになります。
釣りは釣具と技術を駆使する遊びでもありますが、広い大きな海の恵みの中で遊ばせてもらっているのだと思っています。魚は良く釣れることもあればダメなこともあるし、何よりも海が荒れると釣りができません。海の恵みを授けてくださる恵比寿さんに感謝せずにはおられません。
6月も後半に入り梅雨前線が北上すると吹上浜には南西からのうねりが入ってきます。梅雨明けまでは海が荒れる日が多くなります。今は海も荒れず強烈な日射しもない貴重な釣日和です。