hisakunnのブログ

日米の民主主義崩壊

労働者総負け組時代

2010-08-03 23:18:23 | 日記
 一部の高所得者以外の労働者や中小企業者は完全に負け組時代になってしまいました。 資本主義の世の中、勝った負けたは付き物でしょう。 立場の弱い者が、叩きのめされるのも致し方ないのでしょう。 しかし、強い立場にあるからといって、まるでサディストかのように弱い立場の人々を痛めつけていて、対外的に力を維持していけると思うのでしょうか?
 国内で、弱い者虐めをしている間に、日本の国力、能力は落ち続けています。 戦後の特異な状況の中で運良く栄えたに過ぎない実態を認識できず、実力で海外に打ち勝ってきたのだと勘違いして、奢ってしまったツケが露呈しているのです。 経済も政治も国民も一丸となって海外の国々と競争して行かなければならないのに、内輪揉めのような状況を創って自己満足している日本の指導者達。
 スポーツでいえばチームワークです。 チームが活性化して強くなっていくには、都合の悪い事は隠し合い、悪い事をしていても庇い合いでは、良い戦いは出来ません。
 資源に乏しく、国土も狭い日本が一流の国力を維持し続けるには、国家全体のチームワークが良くなければ、無理なのです。 一部の特権階級がエゴを押し通していては、日本の先は開けません。 目先の私利私欲しか見えない愚かな輩達の目を覚まさせなければ、日本はこれまででお仕舞いです。 それも日本の限界であり、定めかも知れませんね。

国家の存在価値

2010-08-03 11:08:47 | 日記
 国会中継を観ていて、頓に国会議員は何をしているのだろうと疑問を感じます。 実質的に必要な討議に時間を費やしている様子は殆ど見受けられません。 一所懸命の振りをして如何にも重要な議題で、国民の為のように見せていますが、優先順位を考えれて本当に必要な時間だけで考えれば、国会の議論の三分の二は無駄です。
 能力に欠ける議員が多いための結果でしょうが、国会議員が為すべき事は他に一杯あるのです。個人の都合や一部の集団の都合を押し通したい為に大事な問題を曖昧にして、先延ばししている現実が理解出来てないはずはないと思うのですが、実態は酷いものです。
 国の財政や高齢者対策を考えれば、現状を誤魔化して表示し、増税を正当化するというこじ付けを繰返すという愚かさには呆れるばかりです。 今、国が無駄を無くすと言えば、公務員、公益法人、国会議員、特別会計といった部分に含まれる、重複した機関を全て廃止する事です。 地方自治への委譲も言われていますが、国だけでなく地方にも無駄が多いのは同じです。 公務員の質、自体が問題ですから小さな政府にして地方に任せるというのも時期尚早です。
 低レベルな野次馬同然の国会議員はもう要らないです。 大変だ、大変だと狼少年を演じて、明治維新だ、国の危機だと騒ぐのは止めて下さい。 今の国会議員には、明治維新を語るような資質も資格もありません。 国を想う、国民を想うような心が貴方達には無いのです。地方の首長も同じです。地方と国や国民の為の政治のバランスも理解できず、私利私欲でエゴに走っていて政治が司れますか? 
 戦後の教育で、国民は烏合の衆と化されてしまいました。 この危機的な状況を乗り切るには、強烈な指導者か、クーデターのような過激な革命しか手段がない状態です。
 遅かれ早かれ、そうなるでしょう。 血が流れるか、大きな負担が強いられるか解りませんが、それしか道が無い状況に陥っています。 日本人の何処にもそのような自覚がないのが怖いのです。 形はちがいますが、世界大戦に落ち込んでいった状況に似ています。 いつかこの鬱積した不満が発します。