教育と学問

　私達が考えている教育とは、何でしょう？
学問についても、考え直す時期が来ているように思います。　日常、よく習ってないから出来ないとか教えられていないから解らなくて当然だと言われる人が多いのですが、皆がそうであったとしたら、発見も発明も有り得ない事になるのです。
　一般には、教えられた事も習った事も十分に身に付けられず、結局能力が発揮出来ないで人生を終えていく人が多い中で、一部の人が、教わっていない分野にまで思考を巡らせ、豊かな人生を送っていくのです。　この人達の活躍がなければ、国も地域も発展しません。
　人間にとって、自分より優れた人を、活躍できるように導く事は難しいことです。　でも、そういう人が沢山出て来ないと、栄えるのは難しいのです。
　その意味で、日本社会はそういう新しい芽を潰してしまうような政策や方針が多かったように思います。　その結果、教わった事さえ十分にこなし切れない思考能力に欠けた人材ばかりが増えてしまったのです。　まして、新しい分野にまで思考を飛躍させる力など、程遠い現状です。　若い皆さん、もっともっと夢を持って、思考を巡らせ生き生きとした人生を送っていきましょう。

タケシと薬物

　芸能界やメディア界のモラルについて、日本やアメリカほど規律や秩序の無い国家も稀でしょう。　ハマコーは案の状、薬物ではないけど本性を露にして、逮捕に至ったのですが、一般人には、タケシやダウンタウン、みのもんた、なんかは一番怪しいと感じていても、中々口には出来ない環境が作られています。業界内では尚更でしょう。
　日本人が本当に薬物について、犯罪と思い撲滅すべきと思うなら、何事に依らず徹底しなければいけません。　疑われて怒る前に、公職や社会性のある職業に就いている人は、潔白である証明をすれば良いのです。
　相撲界もそうでした。　中途半端な尿検査でお茶を濁して、蓋をする。　氷山の一角だけシッポ切りすれば、時間が経って忘れられる日本の風土が問題なのです。
　本気で撲滅する気なら、政治家も教職者にもきちんと毛髪検査までして、潔白を証明する事を義務付けるところまで立ち入るべきです。
　飲酒運転にしても、万引きも、政治資金にしても逃げ道、抜け道だらけの日本社会は今も尚、村社会のままです。　国を想い、孫、子の将来を想うなら、もう少し綺麗な部分と許されない部分のバランスを是正しないと、ズルくて悪いのが要領が良いのであって、正直や真っ当な人間に馬鹿が付いてしまう日本社会は止め処も無く、堕落しています。
　悪い事は悪いと明確に判断できる社会にして下さい。　何が良い悪いも人それぞれと言うのは、個人の範囲の事で、人間は社会的な生き物です。　社会で生きるには、良し悪しの判断は明確でなければいけないのです。　本当に胸を張って、民主主義国家だと言える国にして欲しいのです。