hisakunnのブログ

日米の民主主義崩壊

日銀や政府の発表と実感のズレ!

2013-07-11 23:59:44 | 日記
 作為的に流される景気判断や動向と一般人が受け止める実感には大きなズレが有る。 筋書き通りに進める為に作り上げられた報道であることは、承知の上である。

 民主党の崩壊も、増税も全て筋書き通りなのである。 円安も株高も計算どおりで、この相場で政治家連中は大儲けである。 関連の団体や組織を通じて玉を仕込むのは公然の実情だ。 庶民は”そんな事出来ないはずだと”思い込まされている。

 政治も経済も、そんなに綺麗な世界ではない。 いつの時代も悪巧みは横行し、巧みにカラクリを仕組んで浄財をクスネルのだ。 この流れは、どこまでも根深く容易に拭い去られるものではない。

 そういう輩は群れを成して凭れ合っている。 互いに持ちつ持たれつで猫ババするのである。 アクドイ奴等は世界中に蔓延っている。 投機市場では、一般投資家に如何にババを掴ませるかを画策している。

 本来は違法と言うべき施策さえ、庇い合って世論を丸め込む。 特に日本では、何かと言えば”仕方ない”で済まされてしまうのだ。

 国民は、穏便に丸め込まれる事を、成長の証と勘違いさせられているに過ぎない。

 ダウは再び15000円に近付き、円は100円そこそこで推移。 これ以上は、投機に付きものの行き過ぎの範囲ではないかと思う。 注目は資金供給がいつまで続くかに懸かっています。

 景気が持ち直していると発表する環境作りと数字合わせに夢中になっている、政府、日銀の悪足掻きにならなければと憂える、この頃です。

権力者の本心?

2013-07-11 09:09:56 | 日記
 現在日本の社会構造は、どう変遷してきたのか? 自然現象では、淘汰や自浄があって進化を遂げて行くが、人間社会では心理作用が働いて必ずしも発展、進化するとは限らない。

 難しい事ではありません。 権力の座に就いた者が、権力を維持しようとする時に、何を考えるかという点です。 権力の座に、経済や金銭の問題が無くても一旦、その座に就けば、より長く就いていたい。 その為には何をするのが近道かを考えます。

 権力を維持するには、目に見える力を維持する以外にも多くの方法が考えられます。 その一つに、より大きな影響力を持つと言うことです。 影響力は、受ける側からすれば直接的ではないから抑圧を感じ難く、受け入れ易くなるのです。

 数こそ力であるという現代社会では、誠に価値のある施策ということになります。 解かり易く言えば、権力に媚をうる必要がある仲間を増やすと言う施策です。

 現在の日本政治の姿は正に、この方向に突き進んでいます。 公務員を減らすと言いながら、影響力の及ぶ特殊団体に民営と称して移行していく。 そうして、それを取り巻く関係組織にも、影響が及ぶような社会構造にすることが、仲間を増やし選挙の時にも票に繋がると考える姑息な発想です。

 権力に執着し、延命を図る者の浅はかな智恵です。 上に立つ者が、尊厳を維持し、多くの者から慕われ、信頼される努力を怠る為の逃げ道なのです。

 そこには人間の持つ本性の怠惰性があります。 自分に厳しく切磋、琢磨して真摯に権力の座に就こう、損座に座ろうという謙虚な気持ちを失い、保身の為の施策を押し付け、強引に丸め込んで楽をしたいという人間の心理が働いてしまうのです。

 権力の座に就く為の資質を備えていない人物が場違いに、この座に座るから安易な誘惑に負けて、保身と私利私欲を優先してしまう結果だと思います。

 その権力者本人は、それで良いでしょうが、その権力に従って振り回される者には過酷です。 ある意味、現在の2院政や地方政治にもこの傾向は広がっています。 この甘えに、早く気付いて是正が出来るかが問題です。 人間の甘えは怖いものです。

小児科医師の過酷!

2013-07-11 00:33:16 | 日記
 以前、矢島祥子さんという医師の不審な死について記した記憶がありますが、彼女の場合は、他の医師には真似の出来ない奉仕的な医療で大阪の特定な地域で貢献していたという特殊な事情でした。

 今回は極、普通の医療の現場の話です。増井美苗さんという29歳の女医さんの話です。 過酷な小児科医療の現場で、心身ともに重労働に耐えながら、不十分な環境の中で使命を全うしようとする女医さんを報道していました。

 表面的には、苦しい経営とされる医療の裏で悪どく儲ける悪巧みが画されているのが見えている現代社会に挑戦するかのような貢献に見えました。 彼女のような医師が増えるのも期待しますが、仕事の内容は過酷過ぎるし、何処までも耐え切れるものではないと感じます。

 医療は特殊な事情で、特異な存在だけが活躍出来るような職業ではないと思うのです。 現在の介護や医療に従事する人の待遇は悪過ぎます。 全てが全てと言う訳ではないので見過ごされ、アクドク儲ける奴らの思いのままというのが現状でしょう!

 いつも必死に頑張る人の背後にホクソ笑んでいる輩が多いのが気になるのです。 この増井さんという女医さんが、体を悪くしたり、耐え切れなくなった時に誰がカバーしてくれるでしょう!

 あの矢島祥子さんも同じです。 ただ人の好い変わった人物というだけで忘れ去られるのが悔しいのです。 大阪では不審死として追求されるような動きも一時的にありましたが、今では誰も忘れています。

 人間の行いが適正に評価される社会を望む私には、悪事と解かっていて見過ごしたり、逆に便乗したりする輩は、排除されるべき存在です。 素晴らしい人物を褒め称えるだけでなく、その貢献に参加する意志や意欲が大切です。

 何事も、人事ではないのです。 沖縄の基地も原発事故の現地も人事ではないと感じることが大切です。 いずれ我が身です。 素晴らしく貢献する人には、より良い境遇が必要です。 ズルイ者が、より一層横着できる環境は失くさなければなりません。