hisakunnのブログ

日米の民主主義崩壊

TPP,成果の過大表現!

2013-07-25 23:57:40 | 日記
 どんな出来事についても日本では、適正とは言えない評価が成される事が多い! この傾向は、論功行賞を重視する政治の世界からの影響であろう。

 仲間を褒め称えるのは、いつか自分の身に帰って来るというお互い様という村社会の象徴である。 大した手柄でもないのに、素晴らしい、凄いと言っておけば、自分が同じような機会にも、同じように褒め称えて貰えるからである。

 そういう所には厳し過ぎる程の評価が望ましい。 庇い合ったり隠し合ったり、時には仲間の犠牲になる形で晒されたりもする。 そういう場には、実態は隠され事実が捩じ曲げられることも多い。

 では、TPPの初参加で得られるものが沢山あったという中身はと言えば、守秘義務を約束させられているから、詳しい中身は話せないと言う。 TPPに参加する者同志で、立場を危くしない為の方便である。

 今後の情勢を見ていけば、TPPの実態も見えてくるに違いないが、後の祭りになる可能性も強い。 日本にとって都合の良い方向にばかり行くはずがない。 言えないと言ってお茶を濁すのが最善という浅はかな判断だ。

 絶えず、決められた事は明確に示しておくべきである。 参加の価値が無ければ即座に、脱会すべきだからだ。 容易に脱会できない組織とする為の守秘義務とも言える。結果、手遅れになる危険性が強い。

 相当に、マイナスを背負う部分もあろう。 業界によっては致命傷になるかも? 全ての結果を背負うのは国民の側という実情を覚悟して臨む必要がある。

TPP5品目の壁!

2013-07-25 00:32:09 | 日記
 一般の常識としては、日本が特例的な除外を求めても認められるはずが無い。 まあ、抜け道として守秘義務や、裏工作もある政治社会だから、絶対ではない。

 ただ、最初から日本の都合を認めれば、将来的に足元を見られてTPP側の立場が危くなり兼ねないから、容易に通ることは無かろう! 何事も基本が崩れるのは、存在価値そのものに関わって来るから精々、米だけを除外するという妥協くらいはあるかも?

 ただし、その意向を認めさせれば、必ず交換条件を飲まされるには違いない。 逆に言えば、保険や医療の部分はTPP側に押される可能性はあるだろう。

 どちらに転んでもTPPで日本だけメリットがあることは有り得ない。 プラスが多いか、マイナスが多いか? 日本の中でも必ず、賛否が云々されることになろう。

 農業関係が喜ぶか、金融、保険が喜ぶかの違いだけ! 国民にとっては痛し痒しの結果は透けて見えます。 互いに虫の良い言い分を言い合うのを議論とは言わないはずだが、国益とかに拘ればエゴの押し付け合いが議論と言うことになるのかも?

 他の国の出方に大いに興味があります。 TPPの中でどの国が力を発揮できるかが見えてきます。 アセアンでは抜け出た国が無いから、それほど綱引きは無いが、TPPはアメリカ、日本とその他の国のグループに分かれて綱引きをすることになる。

  いつかは、絶望して脱退する国が出て来ないとも限らない。 多分、日本は大いに苦悩することになるに違いない。 外交力に劣る日本が、どこまで頑張れるか見ものだ! 例外無きが嘘か本当か? 問われる辞退になるかも知れません。