hisakunnのブログ

日米の民主主義崩壊

2020オリンピック招致劇場の終焉!

2013-09-08 05:25:36 | 日記
 予想通り、東京で終わった、この舞台を覚めた目で見ている私が居ます。 東京都民の一部で盛り上がっていますが、オリンピックを東京で開催する意義は、何処に在るのでしょうか?

 報道ステーションの古館さんから、開催の意義はと問われて、何も答えれなかった猪瀬の画像が浮かびます。 舞台を主催したIOCにとっては大いに盛り上がった劇場であったに違いませんが、私には虚しさしか残りません。

 私の心情など、どうでも良い事ですが、IOCという団体の付加価値を挙げるための演出としては十分、満足の行く結果に終わったということでしょう!

 ある意味、ノーベル賞や芸術賞と同じで主催者側の都合の良い成り行きに過ぎませんね! IOCが将来に渡って安定した存在価値を残す為には、必要な対応かも知れませんが、上手く手玉に取られている大衆の姿が哀れに見えます。

 この劇場に感動する人達は、人の作ったドラマや小説に自分の感動を探すのでしょう!私とは、違うタイプの人達です。 私が受ける感動は、人様とは全く違うようです。 人間の情というものが理解出来ないひとには解りません。

 勿論、オリンピックや日常の生活の中にも感動はあります。 自分の心に通じるものが無ければ、それは、ただの出来事に過ぎません。 このオリンックの招致も同じです。私には何の感動もありません。

 携わる当事者達の単なる茶番です。 寧ろ、イスタンブールに決まっていたら、大きな感動が得られたと思います。 本当は、多少のリスクを乗り越えて、イスラムとの壁を取り払う英断が欲しかったと思うのです。

 そこにこそIOCの理念が在るように思います。 無難で、美味しい選択をするのは、俗人の領域です。 本来あるはずの理念からどんどん遠退いていく世界の組織! 民主主義も後退して行っています。人間の哀れさしか感じません!