何の理念も構想め無く、ただ離脱を国民投票で決めただけのメイです。
天下のイギリスだからEUも粗末には扱わないと自負したのか?そのままに突き進んでいます。
とは言っても、3ヶ月離脱を延ばしただけです。数多くの問題を残して何かの打開策があるかと言えば、何の策もありません。
この3ヶ月でEUが受け入れてくれる具体的な案があるなら、これまでに対応出来たはずです。
結局、3ヶ月先に再び延期をお願いするのでしょうか?
具体的に何も決まらない儘に、ただ延期するなんてEU側が認めるとは思えないし、不透明なままでは企業の側は計画が立てられないのです。
最近の世界には似たような足りない面々が、如何にも解ったつもりで重要な立場に立っているケースが多く見受けられます。
こんな足りない面々が国の中心に居座っていては、経営者も国民も不幸極まりません。
日本は、その象徴的な状態にあります。口先だけの出任せが罷り通る日本でも誰一人、欠陥や問題点を指摘出来ない現状です。
アメリカも同様です。トランプ大統領の無茶や野暮が罷り通る現在です。スムーズな経済活動や取引に支障が出て来ても誰も、咎める人が居ないのです。
このような不都合な弊害が出ても、打開策が無いのが現状です。
米中間にも似たような弊害がありますし、増して日中間や日露間にも障害があります。
世界中に、このギクシャクが蔓延しています。皆、それぞれのエゴを優先した対応しかしていないから起きる摩擦です。
さてEUは、どうするのでしょうか?イギリスは、どうするのでしょうか?イギリス内部の外国企業は、どうするつもりなのでしょうか?