今朝の朝日テレビで、藤原氏が言っていましたが私が長年、申して来た民主主義の終わりが来ているということでしょう!
国や民族、集団を統治する者にとって、民主主義も一つの道具に過ぎなかったということです。
思想とか、哲学とかという意味では、明らかに一つの考え方に違いない民主主義ですが、それを操る連中にとっては格好の道具でした。
それは民衆が皆、優れた生き物なら民主主義は、素晴らしい考え方であったと思います。
ところが民衆は、それほどに賢くありませんでした。最低必要な努力もせず、自分達を守ってくれる人材を選ぶ為の学習さえ出来なかった
のが民衆です。
藤原氏が言っているように、民主主義が健全な思想として成り立つためには民衆の成熟が必然的に必要であったのです。
ところが世界の何処を見ても民衆は、それほどに優秀ではありませんでした。
熱しやすく、冷め易く、煽動され翻弄するのが民衆でした。従って、支配する者にとって、これほど操り易いものは無かったのです。
考え方としての民主とか大きく違って育った民主主義の国々です。民衆は、間違いには気付きますが、何が正しいかを知ることが出来ないのです。
このようにして新たな迷走、幻想の道を求めて進むしか無いのが人間社会でしょう!