今日の絵日記の一枚の絵(写真)は、自転車競技に出場した記念の写真である。
私は6歳、兄が11歳である。
私は幼年レース、兄は少年レースへの参戦予定であった。
この写真を観て”変!”と思われると思う。
兄弟で”優勝”と紛う記念の写真であるが、兄は優勝を果たし、優勝旗・賞状を獲得している。
何故に私は、優勝旗だけ!?
この日、幼年レースに出場出来た(出場した)のは、私だけであったのである。
兄と同じ少年レースに、半周前からのスタートではあったが、一周を回る頃には追越されていた。
ユニホームを着て、準備は出来ていたとしても、この様な配慮(参加させてあげよう!的な)は無しにしてもらいたいものである。
結果は、最下位でゴールした。
従って、幼年レースとしては正規な競技として確立しなかったため”御褒美”で頂いた”優勝旗”である。
幼年レースへの出場者は常に2~3人で、試合として成立しなかった事も多かった。
兄は期待される選手であり、父は競技会役員として事あるごとに参加していた。
他の幼年レースの選手とは、少しばかり環境が異なっていた。
私の意志に関わり無く、競技会には出場していた=出場させられていたことである。
追記:この写真の出処の詳細は不明であるが、新聞記者から頂いたモノと言う情報が有力であるようだ。