ふくちゃんの絵日記

バイク等での旅行記や、日常生活で感じたことを、絵(写真)に描けるものは描き(添付)絵日記風にしたいと思います。

☆私と自転車競技 Part3 自転車競技中の思い出

2014年10月07日 | 日記
 昭和20年頃、自転車競技は”娯楽”としての人気が高かったという思い出は日記にした。
 競輪場は「自転車競技法」の施行に伴って整備された施設であって、昭和23年以降になって全国的に整備が進んでいる。
 私が”幼年レース”と称して競技をした施設は(平面)グランドで、当然”バンク(*)”といったモノは無かった。
 勢い余って走路からはみ出し、観客の中に飛び込む場面を観ている。
 先の日記(「Part2 昭和23年8月1日」(21014.10.05))で、中学校のグラウンドを拡幅した経緯を日記にした。
 この日も、スタート・ゴール側には大勢の観衆が、スタート・ゴールの興奮と、そして周回する選手の熱戦に声援を贈っている。
 そして、少年レースでアクシデントが起きた。
 一人の走者がカーブを曲がりきれず、勢いよく、グランドの整地用のトロッコに”体当たり”した。
 走者は空中を舞って、トロッコに転がり込んだ。
 自転車がトロッコに衝突したと思ったその瞬間、トロッコの中から二人の少女が飛び出てきた。
 ”二人の少女”について、であるが、今の私の年齢で、過去を振り返っての表現・「少女」であって、当時にあっては”同年代の女子”である。
 後日談ではあるが、二人の少女は親と観戦には来たが、興味も無く、トロッコの中で”おママゴト”をして遊んでいたとの事であった。
 二人の少女に怪我も無く、トロッコに飛び込んだ走者にも怪我は無かった。
 少女の機転で事なきを得た、自転車競技中に起きた”アクシデント”であった。
 現在に至っても、帰省しての兄との酒宴で、この時のことが話題に成る事がある。
 兄:あの女の子たち、よぉー飛び退いてくれたものよ!怪我を負わせていたぞ!
 私:兄貴も、狭いトロッコ(の荷台)に(正確に)舞い降りたものよのぉ!と、応じている。

 注:トロッコの形状については、炭鉱等の風景で観掛ける箱型のモノで、縦横=1m×1.5m。 高さは、地上高(車輪を含む)1.5m位であったと記憶している。
 バンク(*):周回走路のカーブ部分の外周を高く”坂”としている設備
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