頭の中は魑魅魍魎

いつの間にやらブックレビューばかり

バレンタインの成果と傾向と対策

2008-02-16 | days
大塚愛のPEACHを聴きながら(嘘)
SCOUNTING FOR GIRLSのELVIS AIN'T DEADをヘヴィー・ローテーションで聴きながら・・・




いやいやいや~

そこのボーイズ、どうだった?

バレンタインいっぱいもらえた~?

俺なんてね~ いっぱい宅急便で届いたよ~

JTの冷凍食品

ばかーー!



去る2月14日は聖バレンタイン・デーであったわけだが、特に頼まれもせず、成果をここに報告する。2月9日から15日に貢がれたモノたちは以下に。


・Alex & Michael(アレックス・ロドリゲスなら知ってるが)(かわいいが義理だろう)

・ねんりん家のバーム・クーヘン マウントバームしっかり芽、ストレートバームやわらか芽(地球上にこんなに旨いものがあったとは知らなかった)

・柚子○(ゆずまる)(菊の井とかいう日本酒みたいな名前の会社)(義理っぽい)

・濃厚おつまみスナックグリコチーザカマンベール(義理臭がぷんぷんする)

・ROYCEのなんちゃら(忘れた。よく見かけるやつ)(100パーセント義理)

・日本橋錦豊琳のかりんとう(義理を超えて、おやじ臭がする)

・LUPICIAの紅茶(もはやバレンタインではなかろう)

・BABBI(でいいんだっけ?)のLOVEとか書いてあったやつ(LOVEとあって一瞬ドキがムネムネしたが・・・・・・)

・手作りクッキー(おっと?これ本命か?)

・ROYCEのポテトチップチョコ(ロイズって読むんだよな)(いやいや~ これヤヴァイね~ 旨い&旨すぎ ポテトチップにチョココーティングしただけというふざけたモノなんだけど 甘い&しょっぱいの奏でるハーモニー 気がついたら、一箱一気食いしてしまった)

・手作りクッキー(うーむ)

・手作り風クッキー(手作りかどうか俺には分からない)(だって)(これって、手作り?なんてきけないだろ~)

他にもあったが、いや、間違いなくあったが、忘れた。なぜかと言うと、もう腹の中に入ったか、もしくは誰かにあげてしまったから。チョコ的なものもあったような気がするが。たぶん賞味期限が切れてたか、あるいは中国産だったから自分では食わなかったのだろう。


【今年の傾向】

チョコ的なモノじゃないモノが増加中。俺が「チョコ嫌い」と公言してるわけじゃないので、

① チョコ的なモノじゃないモノをあげることで「あたしは人と違うのよ」をアピりたい。
② 単に俺好みのモノをくれた。
③ 単に家で余ったモノをくれた。
④ 今年やはり、「お返し期待してるから♪」とやなことを言う腐女子がいた。
⑤ 友チョコだかともチョコなる病気が蔓延してるらしいが、とりあえずは男子からはもらわなかったのは安心してよい(のか?)
⑥ どっから見ても、首をねじって見ても、どこにも本命チョコはなかった。なかった。うんうん。

【来年へ向けての対策】

ホワイトデーなる、めんどい行事がある。それをふまえて、

① 虚礼廃止と書かれたお札を額に貼り付け、無駄にバレンタインを受け付けないオーラを額からかもし出す。
② 俺、糖尿なんだよね~ でも、血圧も高いんだよね~ と言いふらして、チョコを抑止し、かつせんべいなどしょっぱ系のモノも抑止する。NPT(Nuclear Non-Proliferation Treaty、核拡散防止条約)の核に対する抑止効果より強い抑止効果が期待できる。
③ 3月の10日ぐらいから行方不明になる。
④ 2月14日当日は朝から女装をする。


そんなわけで、冒頭の曲は下のYouTubeで見られる&聴ける。Virgin Radioで何度となく流れているので、つい覚えてしまった。








今日の教訓




バレンタインと
かけて、
糸の切れた凧
ととく。
そのこころは、
あげても
戻って来ない。






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『反転 闇社会の守護神と呼ばれて』田中森一

2008-02-15 | books
元特捜部検事にして、裏社会の代理人。昨年話題をさらった本


ヤクザと国会議員。結婚するとしたらどちらを選ぶ?それが、射殺された山口組の若頭の宅見勝と元衆議院議員の山口敏夫だったら?俺が女性だったら、山口敏夫は選ば ない。

さて、

この「反転 闇社会の守護神と呼ばれて」かなりの部数売れたようだし、読んだ人、あるいは書店で目にした人は多いだろう。冒頭に石橋産業手形詐欺事件で被告となった著者の田中森一に対する、東京高裁の判決がいきなり出てくる。その序章だけをパラパラと見て、買った人は「あれ?なんだよー お前の生い立ちなんて興味ないよー」と怒ったかも知れない。

そう。本書は、① 田中自身の生い立ち ② 検事時代の話 ③ 弁護士になってからの話 が順に出てくるのだ。生い立ちに興味がない人、「悪徳弁護士」になってからの話だけ読みたい人は、本書161ページ以降だけ読めばいいだろう。そこだけ読んでも面白くはないと思うが。

かなり貧しい子供時代を経て、奇跡的に司法試験に合格し、晴れて検事となった田中。貧しい時代の話は、同じような境遇にいた俺自身の経験と重なる部分が多く、他人事だとは思えずに読んでいた。検事になってから辣腕ぶりを発揮する。撚糸工連事件や三菱重工CB事件、平和相互銀行の不正融資など記憶にある事件から記憶にない「そんな事件あったのか」というような事件。検事あるいは組織としての検察がどうやって事件に取り組んでいるのか非常に分かり安い言葉で教えてくれる。この本で一番読者としてスリリングな箇所だったかも知れない。

しかし田中は検事を辞め、弁護士に転身する。そのいきさつは一言で書けるわけでもないし、一連の田中検事VS検察のお偉方(+政財界の大物)はなかなか読ませるので興味があればご一読を。

弁護士になってからのエピソードの数々。書けなかったことがあるのだろうか?「ここまで書いて大丈夫か?」とこちらが心配になるくらい。バブル期以降の経済犯罪の大きなもののほとんどが登場してる感がある。イトマン、誠備グループ、光進、雅叙園観光ホテル、許永中・・・・・・山口組はもとより、会津小鉄や稲川会、大物国会議員の名前も随分とたくさん登場する。

冒頭に挙げた、山口敏夫の人としてのちっちゃさと、宅見勝のスケールのでかさ。普通ならヤクザと結婚(恋愛)するなら、もちろん国会議員と結婚するのを選ぶのが当然だろう。もちろん。しかし、職業に貴賎はないと言うが、少なくともその人の職業とその人自身の魅力とは違う。山口と宅見が対決する場面などありはしないのだが、好対照な二人を読んでいる内に、つい比較してしまった。


【閑話休題】
一昔前は、新幹線に乗ると、全身からそれ風のオーラを出した人が「アサヒ芸能」に読み耽っている姿がちらほらと見られ、微笑ましく思った(そう思う俺がおかしいんだろうが) しかし、最近はそんな清く美しい景色は見ることができず、チーマーだか、単なる不良の格好をしてるだけなのか、キャッチセールスなのか判読不能の輩が街の景観を汚している・・・・・・

さて、

詳しくは書かないが、石橋産業手形詐欺事件に絡んで田中森一は逮捕、起訴、東京地裁で有罪(懲役4年の判決)で上告中。この石橋産業の事件についてはこの本の最後の方で詳しく語られる。しかし、あまり面白くはない。と言うのは、検察のやり口があまりにもセコイのと、他のエピソードの方がよっぽど面白いからだ。


バブルとともに収入を増やし、
 バブル崩壊とともに仕事を増やし、
  やり過ぎて、恨みを増やした男の生き様。そんな本だった。


生き方や考え方に自分に近いものを感じ(田中氏からすれば迷惑だろう)、勝手に共感を覚えた。

 倫理はあるだろう。
   他の人には受け入れられないが。
 モラルはあるだろう。
   他の人はそれをモラルとは呼ばないが。













最後に、もし自分が刑事事件の被告人になったとしたら、この田中森一に弁護人を依頼したいかと尋ねられたら、「YES」と答える。




※恒例、読みかけの積ん読本たち







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J-WAVE GROOVE LINEを聞いていると(昨日の放送)

2008-02-14 | days

地方でやってるのかはさっぱりめっきり知らないが、(たぶん)J-WAVEの看板番組がGROOVE LINE 16:30~20:00

ボケ担当のピストン西沢と、(一応)ツッコミ担当の秀島史香。エロ系だののボケに多少嫌がりながらも恥じらいを込めつつツッコム秀島史香が

好きだー!

声だけだけど


残念ながら、ほぼ毎日全然聞いてないんだが(おいおい)、たまたま車を運転していたときに、81.3に合わせてしまった。すると、

秀島「今、お盆なんですよー」

ついに頭までおかしくなったのか?

と思っていたら、「冬なのにも関わらず、今が真夏だということにして、真夏の雰囲気を楽しむ企画」のようなものをやっていた。

ピストン「こんなメールが来てます。『もう毎日熱帯夜で眠れないですよー。秀島さんは最近夜眠れますか?』秀島さん、どうですか?最近眠れますか?」

秀島「最近暑くて夜眠れないですねー。窓開けて寝たいですけど、防犯上危ないですからー。やっぱりクーラーをタイマーつけて、あとはー氷枕ですねー」

ピストン「こんなメールが来てます。『今夜は花火大会です。浴衣着て行こうっと。あ、でも下駄がないので代わりにビーチサンダルで行っちゃおうっと』いいですねー。ビーチサンダル。それとこんなメールも来てます。『いやいや。私のマンションから見えるのは、ビキニ姿の女性ばかり。もうたまりません。』いいですねービキニ」

そこへ、普通に天気予報。今日は寒かったなんちゃらかんちゃら。

ピストン「台無しですねー」

秀島「いやー 正しい情報も放送しないと(笑)」

ピストン「こんなメールが来てます。『天気予報の嘘つきー!今日は夕方から涼しくなるって言ったじゃないかー。』」

秀島「今日は夕方なのに30度を越してますねー」


うーむ。くだらなすぎる。あーくだらない。

でも、笑った。運転しながら笑ってしまった。







今日の教訓





と、今日のナビゲーターは
海パンすらはいてない
わたくしー
DJふる でした。





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ほぼ日手帳、1年使ってみた

2008-02-13 | days
ほぼ日刊イトイ新聞から登場した、「ほぼ日手帳」昨年一年フルに使った結果、







左が昨年のもの。右が今年のもの。カバーは外してある。








上が使いきった昨年のもの。どっから見ても分厚い。書き込みが多いのと、レシートやら色々貼り付けたからだ。

残念ながら中をお店、いやお見せするわけにはいかないが。

もうこいつなしでは生きていけないってぐらい、活用しまくり。活用法など人それぞれ。俺が「○○を書くといいよ!」なんて言っても仕方あるまじろ。


※参照拙記事:使い始めたばかりのときに書いた「ほぼ日手帳2007使い始めた」


スケジュールをどう管理するか悩んでいる人、思いついたことを書く場所を探している人、お小遣い帳を手帳と別にしてる人、毎日イラストを書いてそこら辺に放っている人、日記とスケジュールが一緒だといいなあなんて思っている人。そんな人たち全てにこのほぼ日手帳をオススメしたい。




今日の教訓





実は
なーーんにも
書いてなかったりして








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高島屋にバレンタイン・チョコを買いに行ったわ♪2008

2008-02-12 | days
「高島屋にバレンタイン・チョコを買いに行ったわ♪」 は実は昨年の記事。

こんな記事書いたのすっかり忘れていたが、今になって読み返してみたら、

俺ってほんまにアホなのねん。

いやいや~ なんてプリティなのかしら。あらためて再認識したなり。

そんなわけで、今年また・どういうわけか・また・高島屋に・バレンタインの・チョコを買いに・行った・の・で・レポート・しよう・か・と・思って・い・る(新しい文体。実用新案特許出願中)


で、

何の因果か、今年また高島屋にチョコを買いに行ったのだが、結論から先に言っておくと、

今年はショボイ。

燃えない。

乙女ごころをきーんとつかんでくれない。

11階でアモーレ・ショコラなんちゃらって言うフェアをやっておるのだが、

① 昨年と出品している店があまり変わらない。
② なんだか昨年より客の年齢層が上がってる気がする
③ サダハル・アオキが来てない
④ 売り子さんのビジュアルが理由で思わず買ってしまうほどの売り子がいない

そして最大のショボサの理由

⑤ 試食させてくれる店が少ない

そうなのだ。昨年はポリフェノール1年分は試食で摂取したほどなのだが、今年は原油高騰・円高・サブプライムローン問題・羽野晶紀がテレビ出ているのはいかがなものかなど、問題山積でお菓子業界もきびしーので試食させられないのだ。たぶん。

しかし、試食する → うわ。すげーうめー → でも高い → でもこんなにうめーもの買いてえ → 大枚はたいて買う

この黄金の流れは、あくまでも最初に「試食ありき」なのだ。最初に試食させてくれないのなら、見た目だけで判断するしかなく、そうするとどの店のもおんなじっちゃーおんなじ。まあ試食させてくれた店はちらほらいたが、それほど萌えたチョコはなかった。

なんちゃらっていうフランスの店はパティシエ自ら、店頭に立っていた(ポスターに何日の何時から○○さんが来るって書いてある)目があったら、そのおやじに「ボンジュール」と言われたので、東アジアでもっともフランス風のフランス語を発音する俺は、ジャン・ポール・ベルモンド風に「ボンジュール」と返事してやった。その後、ヌーヴェル・ヴァーグについて語り合おうと思ったら、おやじはサインするのに忙しかった。

結局買ったのは、昨年食って旨かったなんちゃらの焼きチョコ。ジャン・ミレだっけ?あそこのミルフィーユ。後、なんか買ったが忘れた。ついでに写真もない。

もうそろそろ書くことがない。というか、力が尽きてきた。


見かけた・聞こえた会話

おばちゃん「ここに置いてあるのは、松竹梅で言うと、どれが松でどれが竹でどれが梅なの?」

メモを握り締めるおばちゃん。そこに院長・課長・鈴木さん・山田君など10名の名前が書いてあった。

携帯ででかい声で話す姉ちゃん、どういうわけか「あなたのためなのよ!あなたのためなのよ!あなたのためなのよ!」おいおい。いったい誰に向かって話してるのだ?

うーむ。少し話しを作ってしまった。この辺で失礼する。



チョコってショコラって言うんだよね。





今日の教訓




チョコが
ショコラかしこに・・・





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映画『それでもボクはやってない』

2008-02-11 | film, drama and TV






痴漢冤罪を一つの例として、日本の裁判制度の問題点を浮かび上がらせてくれた。コンパクトにまとめてしまえば、10分で済むような話を140分に引き伸ばしているのだから、ダレるかと言うと、全然そんなことない。ある種のドキュメントを観ているような感覚に陥った。

観終わった後に「面白かった」という言葉で片付けたくなかった。観た時間が無駄か・有意義だったか?有意義だったという言葉しか出てこない。

キャスティング、テーマ、プロット、各シークエンスで描こうとすること。全てさすが脚本も書いた周防監督だ。


アメリカのようななんでもかんでも訴訟社会というのもかなり極端に良くない方向にあると思うし、日本のように有罪になると見込めないものなそもそも起訴しないというのも逆の方向に悪い。中庸という言葉は使い古されていて使いたくないが。

いかがなものかと思う、裁判員制度がついに日本で導入される。アメリカの陪審員制度とは違うので映画等で観たことのあるのと同じことが起きるわけではないのだが、そんな勘違いもあるようだ。

立法・行政・司法と一部の人間に任せておいてはいけないと、マスメディアは言うし、なーんとなくそんな雰囲気が人びとの間に漂っている(のだろうか?)

この映画も、司法を人任せに、お上任せにしてはならぬという教訓を観る人にきっと与えたことだろう。たぶん。

なんだかとっても疲れているので、これで失礼する。





今日の教訓





あ、あたし・・・
さわられましたあー!
って、あれ?
誰もいない。




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横浜赤レンガ倉庫のスケートリンクの風景

2008-02-10 | days





いつから始まったのか知らないが、赤レンガ倉庫の広場にスケートリンクが出来ていた。知らないで、そこで、スケートしてる人たちを遠くから眺めたら、









まるで、膨大な数の人たちによるフォークダンスのようだった。だって足元が見えなかったから。

見ていると、全く滑れない女の子二人組、家族で来ていて、おちびちゃんが小さい雪ダルマを作っていたり、マイシューズでしかもくるくる回りながら滑走するおやじ。









きゃあーきゃあー という嬌声の裏側にある、この靴脱ぎ場。大量に放置された靴と閑散といた感じにわび&さびとか、哀愁といふものを感じてしまった。








今日の教訓







すけーとできないのぉー
と言う子がいたら、
すけっと
してやろうと思った。




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そのリアクションに異議あり

2008-02-09 | days

とある地下鉄の車内。座席に座り、手に持ったAneCan.を食い入るように熟読する俺。

すると、

対面に座る女子中学生が

「どうぞ」と立っている人に席を譲った。譲られた方は

「あ、ありがとうございます。すみません。でも、もうすぐ降りるので」


うーむ。なんという美しい会話なのだろう。微笑ましいったらありゃしない。と、会話だけ耳に入っていたのだが、ふと目を上げて対面方向を見てみた。

席に座るはセーラー服の女子中学生(まあ女子高生かも知れないが、その区別は俺にはつかない)

席を譲られた男性は、

白いダウンジャケット、ジーンズ。足にはナイキのスニーカー。レスポのショルダーバッグを肩から下げている。それはいい。全然いい。

しかし、

どっから見ても、どう見ても、








20代なのだ。



その男性は。20代後半ぐらいではなかろうか。どう見ても60代のじぃちゃんじゃない。じゃあ、ベビーカーにベビーでも運搬してるのかと思ったがそれもない。腕にベビーも抱えてない。たぶん妊婦でもない。さらに、重い荷物も持ってない。松葉杖もついてない。

うーむ。なぜ彼女は席を譲ろうと思ったのだろうか・・・


しかし、

彼のリアクションはあれでいいのか?


女子「どうぞ」

男性「いやいや~すぐに降りるから って、俺そんなに年寄りじゃ な・い・ん・だ・ぞ♪ こいつ~」

女子「あはははは」

男性「あはははは」

→ と盛り上がってそのまま女子中学生との合コンへと突き進むというのが正しいリアクションではなかろうか?


と、彼のリアクションに異議を唱えつつ、彼女の「席譲りの理由」もいまだ不明である。







今日の教訓







あれから、
席ゆずられたときの
リアクション練習中







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売ってるモノがなんだかズンドコしてるドラッグストア

2008-02-08 | laugh or let me die

































ヒカワキヨシ










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あ?すべった?
GIANT MR4Fの写真、キレイで見やすいやつに変えたよ。
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『鹿男あをによし』万城目学、ドラマ『鹿男あをによし』

2008-02-07 | books

ドラマの方の「鹿男あをによし」 これがなかなか面白い。今のクールでは一番の出来だ。先が読めない不可思議な展開。古いモノと近未来の融合。原作とは違う点が多々あると聞いたので、先も知りたかったし、つい原作を読んでしまった。





【結論】

上質の落語を聴いているようだった。サゲ(オチ)への展開もさすが。この辺のことはまた後で触れる。

さて、

この万城目学(まきめまなぶ)はいったい何者なんだろう?万城目は「まんじょうめ」と読むとばっかり思っていたが。あまりにも旨い小説を読むと、この人の頭の中はいったいどうなってるのだろうか?と思う。大阪生まれ、京都大卒とはプロフィールに書いてあったが・・・・・・

「鹿男あをによし」 つっこみポイント、笑いポイント、興奮ポイント多々あれど、圧巻は剣道の試合のシーンだろう。すりあげ、抜き、二段攻撃、上段の構え。嗚呼たまらん。だって、わし剣道やってたもの。え?得意技?そうだな。秘技「みそらーーー めん!」かな。

結論めいたことに行く前に、ドラマとは違う点を。

・綾瀬はるか演じる藤原先生は男性。バトミントン部顧問。妻子あり。
・下宿にはばあちゃんと玉木宏と福原先生が住む(美術部顧問。佐々木蔵之介が演じてる。佐々木の髪型は笑える)(福原先生とは違う呼び名あり)
・玉木宏演じる主人公は、ドラマほど情けないキャラじゃない、それほどアンラッキーな人生でもない、あれほどイケメンじゃない。
・ドラマ初回の冒頭のシーン、あれはない(首相らしき人物がいたシーン)
・剣道部顧問になる経緯もやや違う。

その他細かい所は色々違うだろう。しかしドラマが原作をズタズタにしてしまったということ(よくある)は全くない。原作のやや引き締まった感じを間延びさせたというか、一つのシーンを時間かけてカメラ回転させたりして「ドラマらしさ」を出せてると思う。つまり、原作を読んでから観てもよし、観てから読んでもよしだと思う。全394ページ中、前回の放送でだいたい190ページの所まで進んだぞ。


乗り心地のいい車、座り心地のいい椅子、抱き心地のいい○○ という言葉があるが、この「鹿男あをによし」を読んでいる途中で感じたのは、(冒頭の落語にもつながるが)

読み心地のいい本

だと思った。実はこの本は日本の古代史がひっくり返るようなすごい仮説(?)を披露してくれる。俺もひっくり返った。それで連想したのは、乱歩賞の長い歴史でもぶっち切りでトップクラスにランクすると俺が勝手に思う、井沢元彦の「猿丸幻視行」と、高橋克彦の「写楽殺人事件」 どちらも歴史にガツンと太い釘を打ち込んだ名作中の名作。しかし、「鹿男あをによし」と較べると、読み心地がいいのとは違う。自分で「読みに行く」というかなり前のめりな姿勢で行かないと読めない。しかし「鹿男」はまるで活字が勝手に眼に入ってくるよう。落語を聴いているかのよう。

非常に稀な体験をさせてもらった。この2作を連想した人、あるいは比較しようなどと思った書読屋はまずいないだろう。だって全然違うもの。だって私、普通に読めないんだもの。

おっと。おっとっと。

ストーリーを紹介するのをすっかり忘れていた。まあ、キーワードは

地震・古代史・神・近未来・動物・青春 としとこう。それと、日本の歴史の謎っていくつかあると思うけど、その謎(○○○○は△△にある、○○○は△△だった)について割と詳しく書かれている。そしてその謎がいまだに解けない原因は▲▲だからって所が妙に説得力があってうなってしまった(だからと言って、「歴史ミステリー」だと感じないのは、作者の軽妙な文章のせいかもしれない) 最後に印象的だった鹿の台詞を一つだけ。

糞をたれる鹿に対して、主人公が文句を言うと、

 「これだから人間は困る。いいか、この世に存在する種の中で、排泄と生殖を相手の面前で行うことを恥じらうのは人間だけだ。それなのに、自分たちだけの習慣を他者に平気で押しつけてくる。それが万能だと信じて疑わない。失礼だって?これぞ人間の勘違いの極みだな。だいたい人間は道端でものを食べるくせに、道端で排泄することはいけないと言う。生きるため、二つはまったく同価値の行為なのに。人間は食べる必要のないものまで食べる。だから、排泄を恥ずかしがる。それに人間はこの世で唯一、不必要な生殖行為をする生き物だ。我々はそれらを恥ずかしいとは思わない。なぜならそれらはすべて、生命の営みに必要な行為だからだ」(220ページより引用)



さてレビューはそろそろ終わりにしよう。

今後ドラマは観続けるのか? → 観る。映像でどう表現するのか楽しみだし。常に録画したものを観てるが。

なんだか奈良の観光ガイド的な小説のように思ったが、奈良に行きたくなったか? →

いや。鹿に話しかけられたらいやだし。














今日の教訓




馬鹿男あほにより、
馬鹿男あほやし、
って、
俺のことか。





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『新世界より』貴志祐介が放つ問題作

2008-02-06 | books

真言、密教、呪力、動物、昆虫・・・・・・なんなんだ、この「新世界より」は?貴志祐介はどっか遠くに行ってしまったのか?

1000年後の世界を描いているはずなのに、描かれているのはまるで古代。近未来=古代への回帰という陳腐な話なのか?何度となく途中で読むのをやめようかと思う。

少年少女の冒険譚から「20世紀少年」風だなと思ったり、段々と福本伸行の傑作マンガ「賭博黙示録カイジ」のようだなと思ったり。でもつらいつらいつらい。遠い未来の昆虫の詳細なる描写など読んでいて面白いわけがない。あーつらい。もうそろそろこの分厚い本を投げ捨てようかと思ったその瞬間、

上巻168ページを開いたら、




どかーーん!


脳が大爆発を起こした。いやいや。そうなのか。

これで全てが腑に落ちてからは、怒涛のラッシュ。今までつらかったのが嘘のように。貴志祐介が意図してやっていたのかよく分からないが、この「新世界より」は

ガマン我慢小説

だと思う。音楽で例えると(なぜ例える必要がある?)レッド・ツェッペリンに天国へ階段という曲がある。これはガマン我慢音楽なのだ。アコースティックなサウンドが延々と続く。続くつづく悲しい歌声。これをガマン我慢していると、ドラムがずどどんと入り、ギターがうねってから → さすがロックのオーケストラ、ツェッペリンサウンドが炸裂するのだ。たぶん誰もそんなこと言わないと思うけど、俺は「天国への階段」=「ツェッペリンファンをじらしてじらす曲」だと思っている。え?よく分からない?じゃーマーラーの5番だったらいい?なんて分かりやすく親切なたとえなんだろう。うんうん。この「新世界より」も、168ページも我慢に我慢を重ねて、額に汗してたどりついた頂上には、すごい、ものすごい光景が目の前に広がるのだ。

なぜ1000年後の未来がまるで古代になってしまったのか、それが突然ぱっと見えてくる。迷子の子猫ちゃんが、犬のおまわりさんに道をきいて、急に元気になったようなものだ。にゃー。

ネタバレを避けつつ、取り上げられたテーマを列記すると、

・人類が今後歩む歴史。王朝の王たる者たちの残虐さにうなる。人類が誕生してからの歴史を見れば何の不思議もない。
・仏教的世界観にうなづく。
・ローレンツの攻撃抑制
・動物の進化
・性行為に与えられた新しい意味。これにはまいった。


読み進めて行く内に、不可思議な感覚に襲われた。まるで夢野久作の「ドグラ・マグラ」を読んだときと同じ感覚。そうだな。アッパー系ドラッグでもなく、ダウナー系ドラッグでもない。そう、LSDのような幻覚を引き起こすドラッグをやってる感じ(おいおい。やったことあるのかよー)

【結論】

面白くないと言えば、これほど面白くない小説もあるまい。
面白いと言えば、これほど面白い小説もあるまい。
万人には決して薦められないが、「分かる人にだけ分かる」「面白がれる人だけが面白がれる」小説だと思う。

俺?猛スピードで読んだわけだから、面白かったに決まっている。






新世界より 上
貴志 祐介
講談社

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新世界より 下
貴志 祐介
講談社

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今日の教訓




わたしの住む
珍世界から
お届けいたしました。




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※追記

記事は一日一本を原則としてるが、たまにはそのルールを破ってもよかろう。だって、書きたかったんだもーん。
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GIANT MR4F という自転車を買った

2008-02-06 | sport

いやいや~ 

今つきあってるスイートなハニーが言うんですよ。「一緒にサイクリングしよ~」

って、まあ向こうもつきあっていると思っているかは確認してみないと分からないんですけどね~

って、

ばかーー!




彼女が乗っているのはLouis GarneauMV II-Pro
おい、プロってずいぶん生意気じゃねえか。たぶん「ルイ・ガノ」と読むんだろう。先日TBSの情熱大陸を見ていたら、宇宙物理学者が出てきたとき、「自転車好きの彼が乗るのはカナダの高級メーカーの自転車」ってLouis Garneauが写ってた。あれは高級メーカーだったのか。

で、何を血迷ったのかよく覚えていないが、俺もチャリンコを買おうとショップに行って、見たりしていた。

悩んだのは、ロードレーサーにするか、ミニベロ(小口径?小口輪のチャリ)にするか。

遠い昔、ロードレーサーに乗っていたことをショップで話すと、店員はもれなく「最初はミニベロとかクロスバイクでもいいと思うんですけど~後でロードレーサー乗りたくなりますよ~」と脅す。しかし試乗させてくれるわけじゃないから、昔とったしのづか、じゃなくて昔取った杵柄で、どんだけロードレーサーを操れるかやや不安。それに、箱根までチャリンコで行こうっていうんじゃないから、「いかにも!」という感じのロードレーサーに乗るには

①恥ずかしい
②街中を乗るには逆に乗りにくい(26インチは漕ぎ出しがややキツイとか)

では、ミニベロとかクロスバイク(車体はロードレーサー風だけど、ハンドルが一文字になっていてドロップハンドルじゃないやつ。もちろん乗りやすい)がいいかな?と思うと

①恥ずかしい(なぜ?)
②顔に似合わない
③何より、乗りたいって気分にならない

で、ショップで世界最大の自転車メーカー、GIANTのOCR3というコストパフォーマンスがたぶん今一番高い(つまり安い)ロードレーサーか、DAHONのミニベロ(安いという以外に特に魅力はない。しかしやたらと安いミニベロよりは付いている器材が優良だとのこと) この二つ、どちらにしようかで悩んだ → その日は、結局決められず帰宅。

後日、やや近所のデカイショップに行ってみた。SCOTTやCanondaleやらSpecializedやらロードレーサーがこれでもかと置いてあるのだが、どういう訳か、「うわ!これ欲しい」と思うようなビジュアルの子がいない。(いつから自転車屋がキャバクラだか、イメクラだかプリクラになったのだ。プリクリプリクラ)

しかーーし、そこで一目惚れしてしまったのだ。

GIANT MR4Fに。

他のショップで全然見かけたことがなかったので初見。しかし、アルミ色のフレームがなんて美しいのだろう。→ で、店員を呼んでこのMR4Fについて講釈を頼んだ。すると、

・「ロードレーサーとミニベロで悩んでいた」 → 「これに目をつけるとは、お客さんお目が高い」 → 「オメガは高いね」

・「このMR4Fは、ロードとクロスバイクの良さを兼ね備えてるのですよ」→ 「どんな風に?」

・「細いタイヤと軽いフレームは完全にロード。でも、実は折りたたむことができます」 →  「なぬっ!」 → 壁に張り付いているMR4Fを剥がして、さらに折りたたみの実演までしてくれる店員。うーむ。しかも普通のたたみ方ではない。すげえな。

・「お客さんが昔ロード乗っていたのなら絶対オススメですよ。これ、私も試乗会で乗ったんですけど、すごくロードに近い乗り心地。でも24インチなので漕ぎ出しがすごく楽なんですよ」


うーむ。その場でほぼ買いそうになったのだが、

①10%割引するがそれはその店の商品券
②納期が1ヶ月先

おいおい。たかがチャリンコで納期が一月先って長すぎだろう。なので、急いで買っても仕方あるまいと帰宅。

ここで登場するのが、我がチャリ部の最高顧問T氏。(いつチャリ部ができたのだ?)ロードレーサーに長年乗り続けている。よくは知らないがセミプロではなかろうか?彼に、メールで上の事を伝え、「MR4Fっていかがなものでせう?」ときくと、「それはベストな選択でせう」という回答。 (中略) → 一気に買うことに決める。信頼できるエキスパートの言うことはたいていいつも丸呑みすることにしてるので。







 


特別に我が家の前に立てかけたMR4Fを公開しよう。

空気入れや工具、工具を入れるサドルバッグなど必要な物が全て最初から付属しているというすばらしいチャリンコなのだ。

店員たちの言う通り、そして最高顧問T氏の言う通り、漕ぎ出しは楽だし、でもフィーリングはロードレーサーそのもののという、まるで俺のために作られたチャリだった。

その内、気が向いたら詳しいインプレッションとか書くかも知れない。

あ、そうそう。

彼女のルイ・ガノは赤いので、勝手に「あかルイ子」って名前をつけてあげたんだが、全く定着していない。

とりあえず、このGIANT MR4Fにも名前をつけてあげた


じゃいあん


なんか「えむ・あーる・ふぉー・えふ」からつけたかったのので、

エムだから


マゾッホ

にしてみようと思ったのだが、街中で「で、マゾッホがさー」なんて会話してるとちとヤヴァイだろう。だからと言って「じゃいあん」もいかがなものかと思うので、じゃいあん(仮)としておこう。







今日の教訓






じゃいあんの上に乗る俺は、
じゃい子か?






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見たことある有名人自慢

2008-02-05 | days

友人たちと飲んでいて、そしていつもの顔ぶれの場合、何かの遊びをクリエイトすることがある。

過去にやったことがある「意味のない遊び」には、

・名刺じゃんけん(持ってる名刺を一枚ずつ出して、どっちが強いかを競う。審判はその場にいる人。勝ち負けのルールなど存在しない、究極の審判の偏見しだいのゲーム)

・告白ごっこ(王様ゲーム変型版) 奴隷くじを引いた者は、王様くじを引いた者に告白をする。最初は今まで言えなかった懺悔から始まり、ネタがなくなると、愛の告白をさせられる。もちろん同性でも。これはなかなかキツイ。リアリティがないと最初からやり直さねばならない。

・薀蓄披露(その場の誰も知らない薀蓄を披露せねばならない。誰か一人でも知ってたら、罰ゲーム。たいてい一気飲み。飲めない人には、刺身についてきた大根とかパセリの一気食い)

・会ったことある有名人対決(決して嘘をついてはならない。名刺じゃんけんの変型版)


この最後の対決では拙者は必ず勝利していた。

なぜかと言えば、

ダイアナ妃見たことあるから。

某ロンドン北西部の住宅街で、フラットから出てきて、BMWを運転してその場を去っていく彼女を見かけたのだ。95年か96年頃。乗っていたBMWが報道されていたものと同じだった。

セレブとかキレイとか言われる人は世に多いだろう。

しかし彼女はモデルが持つキレイさを通り越して、神々しい光を放っていた。もし俺が意識を失っているときに、目の前に彼女が現れたら、天使か菩薩だと思うだろう。


などと言うことを、映画「クイーン」を観て思い出した。

トニー・ブレアのスピーチにあった People's Princessではなく、My Princessにしたかったものだ。

でもなー ダイアナさんが結婚してたらダメかな~?









今日の教訓






プリンセス・プリンセス
フリンセズ・フリンセズ





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『ゴールデンスランバー』伊坂幸太郎

2008-02-04 | books

以下、いつものようにネタバレなし。

「アヒルと鴨のコインロッカー」「重力ピエロ」「魔王」・・・・・・読んでいた俺がズコッとイスから転がり落ちそうになってしまう作品群。そんな伊坂幸太郎。今回はどんなもんだろうと、期待半分、つまらなかったら嫌だな気分が半分で読み始めた。

何しろ、のっけから事件がデカイ。それ「だけ」は従来の伊坂幸太郎ワールドとは違う。今すぐそこにありそうな近未来を扱っているにもかかわらず、相変らずの「伊坂節」は炸裂している。同じネタで別の作家が書いたら、緊迫感溢れる作品になってしまうだろうが、そうならない「脱力系」なのがさすが。

気の利いた会話、ひねりの効いたプロット、魅力的な登場人物たち。優れた小説の持つ全ての要素が詰め込まれていた。最初に結果を出してしまってから、後でその結果に至るプロセスを説明していくという形式を取っている。これがもしミステリーなら倒叙スタイルと呼ばれるものになるだろうが、ミステリーという枠に押し込める作品だろうか?


 「でもさ、変なもんだよ。どんなに大事件が起きても、わたしたちは会社に行って、仕事してさ。電気うなぎも観に行くし。戦争がはじまりましたよ、なんて言っても、結局、その日の合コンは開催しちゃいそうだし。個人的な生活と、世界、って完全に別物になってるよね。本当は繋がってるのに」
 「だね」(139ページより引用)


小説家が登場人物の台詞を借りて、自分の考え、信念、信条などを披露するというのはたぶんよくあることであり、またそれを読むのは読者として楽しみである。これもその一つ。個人的には「ヒップホップなんて聴くなよ」というロック岩崎の台詞にニヤリとしてしまった。伊坂幸太郎もヒップホップは嫌いなのだろうか?


①従来の伊坂幸太郎ワールド + ②彼の思う近未来 + ③やや緊迫感のあるネタ

この三つが上手く絡み合って、読後「うーむ。そう来たか」とうなった。しかし、読んだ誰もがうなるオチかどうかは不明。そのオチの部分に過剰な期待をして読む作品ではないように思う。①と②と③の全体を味わう小説だと。

主人公は青柳という名前なんだが、それも後になってなぜそんな名前だったのか意味がちゃんと付いて来る。やはり伊坂幸太郎はやめられない。












今日の教訓





「ゴールデン・キューカンバー」
ただ
言ってみたかっただけ





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シャツ1枚95円のクリーニング屋

2008-02-03 | days

最近愛用しているクリーング屋。シャツ一枚がたったの95円。付近のクリーニング屋で一番安い。から愛用してる。

明らかにマシンを使ったてきとーウオッシュなので、ダブルカフスのシャツとか、高級なモノはちと出せない。

いやいや。そんなことはどうでもいい。いや。どうでもよくないのはいつだったか、シャツにアイロンがけするのが楽しいと書いたことがあった。しかし諸行無常。楽しくなくなったのだ。


そのクリーニング屋はたぶんチェーン店の類で、どっかの工場でウオッシュするのだろう。そこは単に受付と受け取りをするだけ。いつもおばちゃん(年齢不詳)がいる。おばちゃんと言いきるのに躊躇があるのは、結構美人であるのと、物腰がクリーニング屋というより、高級ブティックの店員のよう。ルイ・ヴィトンで彼女が接客していても何らおかしくない。

しかしですね~

行くといつも

「○○さま、いつもありがとうございます」

おいおい。名前覚えなくていいよ。95円なんだから。

あげくの果てには、行くといつも

「そのTシャツの絵柄ステキですね。バリ島のものですか?そういうの好きなんですよね」

おいおい。いちいち着てるもの突っ込まなくていいよ。

「あらそのシャツはどちらのものですか?いつもステキなお召し物ですね」

おいおい。誰にもらったか不明の着てる本人がワカランものを褒めなくていい。

そんなわけで、そのクリーニング屋に行くたびに

「またこのシャツつっこまれるんだろなー」と思う。

最近は軍用コートN-3Bを常に着用しているので、おばちゃん(仮)もツッコミようがなくなったようだ。はっはっは。

行きつけの店というのはほぼ100%、あった方がいいものであるが、それにも例外があることを知った。





今日の教訓







安い物には
常に
理由がある





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