いやいやいや。これはこの夏一番の拾い物かも知れない。
昨日横浜スタジアムの近くを通ると、黄色いTシャツやら黄色いグッズを着た人が目立つ。黄砂の影響は凄いのおと思った。自分には関係ないからスルーしたけど、ゆずのライブがあると後で知った。しかも昨日は横浜の花火大会がある。だから浴衣着て花火を見に・・・行かないで。花火を見ようと思えばすぐそばで見られるのに、なぜか焼肉を喰らっていた俺。夏の過ごし方がもう普通とは言えない。そんな夏の日いかがお過ごしでしょうか。私はいたって普通です。
さてドラマである。葛飾区亀梨は見なかったというより帰宅していなかった。帰宅したらブロードキャスターの後に取って代わったニュースキャスターを見るが、たけしがいつも誰かの作った原稿を読んでいて、それと無理に斉藤先生や渡辺えりさんが笑おうとしている様を見てるとあまりよい感じはしない。
23時を過ぎる。全く期待していなかったオトメン。しかし最初から飛ばしてくれる。柳沢加奈子が先生で「ホームルーム、おっぱじめまーす」と言ったり、メガネに長髪の男子生徒が「誰がアンジェラ・アキやねん」など、主人公たちを無視してはじまるコテコテに笑いを取ろうとしている演出にただ声を大きくして笑ってしまった。
全体にいきわたるコテコテ + オトメンの生態 = 視聴者女子はイケメン、男子は美少女を堪能 + 大人の鑑賞に堪え得る作品 になった。
とにかく笑える。それでいいではないか。
夏帆ちゃんが異常なほど尋常でないほどカワイイということは言っておかねばなるまい。全身から昭和の匂いがするので近頃の若者に受けるかどうかは不明だが、激動の昭和を生き抜いた私をはじめとするおじさんずにはたまらない。足が細すぎないのも特に良い。しかし「かほ」と読むのか「なつほ」と読むのか分からない。貫地谷しほりを「ぬくちたに」と呼んでいた前科があるもんだから。
ドラマは男らしさとか女らしさがテーマになっているらしい。私は男は男らしく、女は女らしく、男は非草食系であるべきであると思っているので、その辺りも自分にフィットしそうなドラマだ。表面上は男らしい女と女らしい男が登場しているけど、それを核として「らしさ」を描いてくれるものと期待する。
最近急速に男と女の区別、差異が消失してしまっている。以前なら決して見ることのなかった ①吉野家で女の客 → ②焼肉を堂々と頬張る女 → ③男の聖地立ち飲み屋でも女を見かける。 これでは男の聖地は男子トイレだけになってしまう。それもまた、いとをかしなのだろうか。
おっとっと。ドラマとどんどん無関係な話になった。金曜の「オルトロスの犬」の第二話は最後の10分が実に面白かった。ので来週も録画して見る。「オトメン」も録画して見逃さないようにしたい。
10月スタートの「オトメン(乙男)~秋~」第一話レビューはこっち