パリ市内を東西に流れるセーヌ河。市内には37の橋が架かるそう。
その中でも最も絢爛豪華なのが、このアレクサンドル3世橋。
一つぐらいゆっくり橋を眺めてみたい、ということでこちらを訪れました。
1900年のパリ万国博覧会の際に、架けられました。
1893年締結の露仏同盟の証に、ロシア皇帝アレクサンドル3世の名が。
土台に鋼鉄を使い、獅子、女神などの彫刻が施されています。
近年、アーチ型の欄干と彫像に新たに金箔が貼られました。
橋の向こうにナポレオン1世の眠るアンヴァリッドのドームも見えます。
四隅に立つ高さ17mの石柱の像も含め、橋の延長上に見える巨大な
アンヴァリッドの建物と調和するように決められたとのこと。