「元副社長殺害、集金した家賃見つからず」
まるで、ドラマのような事件があったようだ。
数十万の家賃がみつかっていないという。
数十万のために、こんな殺され方をしたのだろうか。
もし、本当に強盗殺人だとしたら、言いようがない。
本当に、人の命が軽んじられている。
いつだったか
「命は地球より重い」などという標語が日本国中に流行ったことがあった。
動物や植物も、そして人間の命も、軽んじられている。
ほんの一部の人だけだと、いわれるかもしれないが、自殺だって命の軽視の現れ。
自分の命も、他人の命も、軽視する人が、こういう事件を起こす。
動物愛護とか、絶滅種を保護という運動も盛んな半面、自分も含めて、他人の命を、何とも
思わない人は、やっぱり増えているのだろう。
何故なのか。
どうしたら、くい止められるのだろう。
どうしたら、少なく、出来れば撲滅できるのだろう。
「人が増えすぎているからではないか」というのは、無謀か。
手塚治虫の「ブラックジャック」だったかに、人間が小さくなっていく奇病が取り上げられていたことが
あった。
赤ちゃんくらいになってしまった、博士が「人口が増え食べ物が不足することで、自然界が、動物を
小さくすることにしたのだろう」と、ブラックジャックに遺言をして、亡くなった。
自然の摂理のもたらす不思議な力が働いたということとの解釈に、とても納得した覚えがある。