「北京 故宮博物院200選」が上野の東京国立博物館で開催されている。
入場に10分、清明上河図の拝観は200分、との掲示があった。
10分の入場はともかく200分もかかるのでは、「清明上河図」はあきらめるか。
後日出直すか、少し迷った。
2月19日までの開館なので、来月とかになるとさらに増えるかもしれない。
通常のものを観るだけにしようと、チケットを購入。門を入る。
正門を入るとすぐに人だかりが。
威勢の良い和太鼓の音がする。
初詣イベントだった。
高校生くらいの、男女による、勇ましい太鼓の演奏を聞いた。
胸に響く太鼓はいいものだ。
オーケストラの打楽器と違う、味わいがある。
人だかりのすきまから、ちょっとだけ見える姿を目で追いながら、しばし、堪能。
一区切りついたところで、平成館に向かう。
入口には、100人くらいの列が、できていた。
入場は10分で変わらなかったが、「清明上河図」は210分と伸びていた。
列に並んで、順番を待つ。
ディズニーランドの行列よりは、うんざりされられるほどには至らずに入場。
第一会場から、会場へ足を踏み入れる。
正面に、故宮博物館の入口を思わせる大きな写真。
右に少し折れて会場内に入る。
人、人、人の大混雑。
熱心に見入る人をしり目に、ショートカットで進む。
大きな赤い柱。中国雰囲気漂う会場。
書でも図でも、衣装でも、大国を思わせる迫力があった。
広大な大地の広がりを感じた。