ふうせんのホームページ

合唱とパソコンを趣味として、つれづれなるままに、書き連ねます。

大地

2012-01-03 16:02:41 | 日記

「北京 故宮博物院200選」が上野の東京国立博物館で開催されている。

 

入場に10分、清明上河図の拝観は200分、との掲示があった。

10分の入場はともかく200分もかかるのでは、「清明上河図」はあきらめるか。

後日出直すか、少し迷った。

2月19日までの開館なので、来月とかになるとさらに増えるかもしれない。

通常のものを観るだけにしようと、チケットを購入。門を入る。

正門を入るとすぐに人だかりが。

威勢の良い和太鼓の音がする。

初詣イベントだった。

高校生くらいの、男女による、勇ましい太鼓の演奏を聞いた。

胸に響く太鼓はいいものだ。

オーケストラの打楽器と違う、味わいがある。

人だかりのすきまから、ちょっとだけ見える姿を目で追いながら、しばし、堪能。

一区切りついたところで、平成館に向かう。

入口には、100人くらいの列が、できていた。

入場は10分で変わらなかったが、「清明上河図」は210分と伸びていた。

列に並んで、順番を待つ。

ディズニーランドの行列よりは、うんざりされられるほどには至らずに入場。

第一会場から、会場へ足を踏み入れる。

正面に、故宮博物館の入口を思わせる大きな写真。

右に少し折れて会場内に入る。

人、人、人の大混雑。

熱心に見入る人をしり目に、ショートカットで進む。

大きな赤い柱。中国雰囲気漂う会場。

書でも図でも、衣装でも、大国を思わせる迫力があった。

広大な大地の広がりを感じた。