今では、セキュリティ関連の有名な言葉になっている「トロイ」
愚かな負の歴史の代名詞でもある。
人の歴史には、輝かしい歴史と愚かな歴史が混在している。
過去をすることは、同じ過ちを繰り返さないためと、聞いたように思う。
過ちの連続、少しばかりの正の歴史で、人は、うるおい、暮らしやすい方へ向かいたいと
願っているのだろうが、なかなか、そうはならない。
事件や事故は、人口に正比例するものなのか。
未知の病気のように、形を変え、姿を変えて、愚行が現れる。
仕方のないことなのかもしれない。
愚行の世界史 上
トロイアからベトナムまで
バーバラ・W・ダックマン 著
大社淑子 訳