ふうせんのホームページ

合唱とパソコンを趣味として、つれづれなるままに、書き連ねます。

差別

2013-10-01 08:18:08 | 日記

「足軽」という言葉を知ったのはいつごろだったろうか。

小学校の高学年あたりで、家にテレビが来て、時代劇なるものを見てからかもしれない。

「wiki pedia(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B6%B3%E8%BB%BD)」によると、平安時代に発生し、雑用や戦闘予備軍として従事した「下部」が原型とか。

看護師に、「正、准」パートに「フルパート、パート」社員に「正、非正」とあるように、人間社会では、こうした構図がある。

一人きりの従事なら、なんでも一人で行う。

責任も一人で背負う。

複数になったとたんに、構図が作られる。

何時の時代も、需要と供給に応じて、存在してきた。

問題なのは、それが、区別でなく、差別になること。

人が存在する限り、差別は、なくならないのかもしれない。

 

足軽の誕生

室町時代の光と影

早島大祐

朝日新聞出版