勇気ある行動で、一人の命を救いながら、無残にも命を絶たれた女性のニュースが毎日のように
報道されている。
事故のあった踏切には、障害物探知機が設置されていたそうな。
障害物は車くらいの大きさがないと、関知しないとか。
人命優先でなく、電車の運行優先だったようだ。
踏切で時折、車いすの人や足が不自由な人が立往生したりした事故が起きる。
一日に、数回だけの運行でも、事故は起きる。
開かずの踏切状態も、不完全ながら、解消にむかいつつある。
最優先になっていいはずの対策は、意外に後回しになっている。
JRの鉄道は100年になったはず。
様々な事故が人的、機械的、自然災害などで起きてきた。
一時期は、はやさが追及されて、人的被害は二の次になった。
少しずつの改善がようやく、形を整え始めたものの、金がかかって、需要度が少し劣る事柄からは
おざなりになりやすい。
生活空間全般に言えることだと思う。
地球より重いはずの人命は、もしかすると、最優先の次の次くらいの位置にしかないのかもしれない。
自分には、改善する力も手立ても持ち合わせていない。
せめて祈ることくらい。
あとは、こうして力を持つ人に声がせめて届いてと願いつつ、つたない文章を綴る。