「あわせて、ご利用ください」と時折、電車に乗ってると、アナウンスがある。
「この電車、次の電車を合わせてご利用ください」
違和感を覚えて仕方がない。
今いる電車と後らくる電車を一緒には利用できない。
最近、よく耳にするのは
「○○様の携帯でよろしかったでしょうか」
この言葉を聞くと、ぞわぞわっとしてしまう。
「よろしかったでしょうか」
というのはコンビニ言葉だそうで、自分の言動に、不安がある現われだそう。
若者中心に、よく耳にする聞きたくない言葉の一つ。
一時期「うそ!」という言葉が若者に多かった。
何か話していて、「うそ」と言われて、ムカッとなった。
『人が話しているのに「うそ」は、ないでしょ』とたしなめたことがある。
反対に「ホント?」というのがはやったことがあった。
最近では、
「よろしかったでしょうか」
「(何々を)いただいてます」
「簡単に・・・・・・」
使われ方が、変だと、いつも感じる。
言葉が貧しくなってきている現れだそう。
国語教育の貧しさもあるかも知れない。
受験勉強といえば、「数学」「歴史」「英語」
点数になるとなればボランティアに力をいれもする。
勉強が受験のためのものになり、進学が、就職のためのものになり、
就職では、学校の成績が点数化され、人格や、社会性などは、数値化しにくいので
加点には向かない。
現国の故平島成夫先生を懐かしく思い出した。