昔話は、面白い。
各地の話は、土地により少しづつ、内容が違ったり、主人公の名前が違ったりする。
一時期、童話の類に、魅せられて、図書館で、様々な童話を借りて読んだことがあった。
乳幼児向けは、子どもが主人公だったり、乳幼児向けでは、虫や動物が多かったように思う。
昔話も、子供向けがほとんどだろう。
主人公がこどもが多くなる。
そして、困難に立ち向かったり、知恵者だったり、幸運をつかんだり、夢を描く。
外国の場合、報復をすることが多いような。
日本に紹介されるときは、報復のところはカットされたり、話が軽いものに変わっているのが多いそうな。
昔話を口実するのは、たいてい、大人。
結局、大人の世界観で話の内容は作られる。
夢を与え、賢くあれとの願いがにじみ出る。
しかしながら、最近の子ども向けは、戦闘や争いごとのゲームなどが人気とか。
心に潜む、殺伐さが、助長され増幅しているような気がしてならない。
不思議がいっぱい!
日本昔ばなしの旅
島尾 真
実業之日本社