ふうせんのホームページ

合唱とパソコンを趣味として、つれづれなるままに、書き連ねます。

芯のある声

2016-01-07 11:41:20 | 合唱

さて今日は冬に合わせてこんな出だしにしました。

 

雪玉を投げたことがありますか?

ギュギュっと固めてから投げると遠くまで飛んでいくのに、軽く握ったくらいだと、

ぽとんと落ちてしまいます。

雪玉に石を入れた人がいましたが、これはぶつかるとかなり痛いです。

 

 

声を出すのも似ているところがあって、腹に力を入れて出すと、遠くまで飛ぶ声にな

ります。

口先だけで出すと、遠くまで飛びません。

芯のない声になってしまいます。

 

芯がないと声はヒョロヒョロになりやすくなります。

 

2階席まで飛ばせとか、遠くを見て声を出せとよく言われていると思います。

 

しかし、これは、背中を軽く押すように、あるいは、手をとって促すようにということなります。

 

力で声を押し出しても、遠くへは飛びません。

 

腹に力を入れる、あるいは横隔膜を下げるともいわれるように、ぎゅっと固めて解放すると、遠くへ飛ばす感じになります。

 

「わからないよ」と仰る方は、両隣また、前後の団員の声に集中してみてください。

耳をそばだてながら声を出すと、声は楽にでます。

そしたら、横隔膜を意識すると、芯のある声になります。

 

 お試しください。