定員超過隠す…認定取り消しへ 兵庫・姫路
http://mainichi.jp/articles/20170320/k00/00m/040/040000c
記事転載
認定取り消しは2015年4月の子ども・子育て支援新制度後では全国初。
園は03年11月に認可外保育施設として設立された。
15年3月に県の認定を受け、4月からは年間5000万円の公費が運営に充てられている。
市によると、県と市が先月抜き打ちで特別監査したところ、定員外の22人を市に隠して受け入れていた。
市を通すべき契約を保護者と独自に結んで2万~4万円の料金を設定、収入は簿外にして園長がプールしていた。
また、監査当日の給食は、一時保育を含め一時保育を含めた園児73人に対し42人分しか用意せず、おかずがカレースプーン1杯程度の幼児もいた。
余った給食を冷凍・冷蔵して後日使ったり、園児が約40人の土曜に10食分で賄ったりしたこともあった。こども園認定以来、こうした給食が常態化していたと市はみている。