記事一部転載
中学卒業の夢をかなえることができたのは80歳が目前に迫った2012年、めいの仲栄真恵美子さんの勧めがきっかけだった。
仲栄真さんは新聞記事で、県が戦中・戦後の混乱で義務教育が終えられなかった人を対象に実施している「義務教育未修了者支援事業」を知り、県教委に相談。前原さんは79歳で、沖縄市美里の意伸学院美里本校に通うことが決まった。
学校という所は、こうした、夢を抱いた若者に、学び舎を提供する場だった。
今は、良い学校は良い会社にいくため。
いい会社は、給料がよくても、リストラもある。