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合唱とパソコンを趣味として、つれづれなるままに、書き連ねます。

スタントマンの労災

2017-08-07 16:09:17 | ニュース

ドラマ撮影で失明のスタントマン、労災認められず 背後にテレビ局の「やりがい搾取」

 

記事抜粋ーーーーーーーーーー

ドラマ撮影中の事故で、左目を失明したフリーの男性スタントマン(40代)が労災請求したところ、三田労働基準監督署が請求を却下していた。

男性は審査請求(不服申し立て)を行い、労災認定を目指している。

テレビ局は、俳優など「実演家」の労災保険料を払っておらず、男性の労災が認められるかどうかは、実演家の権利向上をめぐる分水嶺。

厚生労働省は近年、リーフレットなどを通し、個人事業主である実演家も「労働者性」があれば、労災は認められると発信している。

男性を支援している映画監督で、日本俳優連合(日俳連)理事でもある高瀬将嗣氏は、「労基署の判断は、厚労省の方針と真っ向から対立するものだ」と憤。

 

●テレビ局は労災保険だけでなく、傷害保険にも未加入

こうした事故に備え、映画会社では傷害保険に入っているところもあるそうだが、放送局は未加入。

事故の都度、治療費や見舞金などを払うことが通例。

この局も男性の治療費を一部立て替えていたが、連ドラの放送が終わると、「後遺症は自己責任」として、支払いを打ち切り。