音楽家は、プロ・アマ問わず演奏が好き。
舞台での演奏が好きな人もいる。
舞台以外での演奏も好きという人も、多い。
一回だけのイベントに、これまでにも何回となく参加した。
今回のラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2015前夜祭も昨年に引き続いての参加ができた。
心持、喉の調子が良くなくて、開始ぎりぎり近くまで参加するか止めるか迷った。
仕事時間を終えて、会場まで一駅。
職場を出る時、同僚に、迷っていることを口にすると、「それは止めるほうがいい」と一言。
「でも、止めたら後悔しそうな気がする」と口にすると、
「それは、行ったほうがいいよ」と。
迷いが吹っ切れ、会場へ向かった。
昨年よりは、人手が少ないという印象だった。
開始時間となり、指揮者が紹介されて登場。
「とにかく、一度演奏しましょう」という言葉に、いきなり演奏開始。
「では、本番を」という言葉に、再度演奏が開始された。
観客も含めて思い思いに拍手をする。
自分に、隣の人に、すべての人に。
指揮者から、「もう一度演奏したい人」の声に何人もの手があがった。
練習の演奏。
本番の演奏。
アンコール演奏。
都合3回で終了の大演奏は、あっという間に終わった。
「また、どこかでお会いしましょう」と言葉を交わし駅へ向かいました。