合唱の指導者からのアドバイスに、どういう声で歌いたいか、どう、歌いたいかなどの言葉がかかることがあります。
自分がどういう声で、どう歌っているのか、耳を傾けて、自分の思いを声に乗せる。
自分にとっての理想、最善な声を出す。
それは、意図しなければできないことです。
指導者からも、
「練習時に急に歌うことはできません。日頃から、意図していかないとできません」
そのことを
「日頃、化粧しない人が化粧すると分かるでしょう」
と、例を出して皆に伝えようとしてくれました。
意図が、伝わりにくかったと、感じましたが、仰る意味は理解できました。
つまり、急にやってもなじんでないから、違和感が起きるということだと思いました。
なじんでいないと、他人にもなじんでないのがわかってしまいます。
楽器は、すべて、なじんでいないことをやっても、ずれを感じてしまうものです。
『声がみるみるよくなる本』
の著者は
『声はよくなる』と言い切っています。
『良い声の出る心身の状態にする』
ことで、声をコントロールし、声を理想に近づける努力を推奨しています。
自分の声に自身のないというあなた。
自分の声が嫌だと思っているあなた。
自分の好みの声に近づけてみませんか。
声がみるみるよくなる本
福島 英 著
中経出版
ISBN4-8061-2068-5