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銀行に求めるもの

2006-12-08 21:28:57 | 株式投資・資産運用
資産の多くは株式、債券、REIT、外貨などで運用しているため、自分自身にとっては銀行は資産運用とはあまり関わりのない金融機関になっています。

では、求めるものは何かといえば、一つは財布がわりになること、もう一つは証券会社との間でシームレスに資金が動かせることの2つです。

最近はコンビニでATMが設置されているところが多くなりました。
自分が現在利用しているネット銀行のカードもコンビニで使うことができ、一定の回数以内であれば引き出しの手数料はかかりません。
そんなに頻回に現金を引き出す必要性はないため、現状でさして困ることはなく、この「財布がわり」というのは24時間あいているコンビニでいつでも手数料なしで現金が引き出せることができており、ほぼ実現していると言えます(特別な場合をのぞいて),

ソニー銀行もネットバンクの一つですが、私自身は口座はありません。
ここは12/20(月)からセブンイレブンなどにATMが設置されているセブン銀行ATMの利用ができるようになり、しかも、手数料は何度使っても無料ということで、これはかなりのメリットになります。

しかしながら、このソニー銀行も外貨預金、投資信託などのメニューは用意されているものの、私自身が利用したいという商品の直接の扱いはありません。
となると、もう一つの証券会社との間でシームレスで資金か動かせるという点が重要になります。
これは一部の証券会社とネットバンキングの間では既に実現しているところもありますが、全面的にどこの証券会社でも可能ということではなく、振込手数料がかかる場合も多いです(証券会社によってはこの手数料は入金時には負担してくれて返却してくれるところもありますが)。

例えば、新規公開株へのブックビルディングに参加する場合、その金額に応じた額が証券会社にないと、そもそもブックビルディングに参加ができなかったりすることがあります。こういう時は瞬時に証券会社から銀行へ、銀行から証券会社へと、コストなしで、あるいは非常に低いコストで資金が移動できるとありがたいわけです。

ということで、まだ全面的に私の求めるものに合致はしていないというのが現状です。

率直なところを言えば、証券会社と銀行が完全に一つになったような金融機関があるといいのですが、それはないですね。
コメント (2)
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