今年のIPOも、あと1つあるけど、終了で、しばしお休みですね。
あちこちのブログを見ていると「当たった」「儲かった」みたいな記事が目についたりします。
それに比較して、自分は全然当たらないしなぁ・・・。まあ、当たるのは足利みたいな株数の多い銘柄ぐらい。こんなの100株もらっても、そんな利益にならんし。
お、珍しくSBIで当たった!、と思ったら、なんと公募割れかい・・・。なんで、こう運がないのか・・・。
あるいは、たまたま、株数の少ないいい銘柄が取れて利食いしたんだけど、「あれ、持っててたらこんなに上がったのか・・・。あー、もっと儲かったのに・・。」
とかいうのもありそうです。
基本、単なる「金儲け」の手段である株式投資で、本気でイライラしたり、不愉快な気分になったりするというのは、しょーもないと思います。
といっても、そうなってしまうのは、ある意味、しょうがないといえばしょうがないですが・・・。
でも、なるべくなら、こういうのは避けた方がいいです。平常心でないと、まともな判断も下せなくなったりしますし。
そもそも、こんなにIPOが連勝、バブル状態になれば、ここに人が寄ってくるのは当然です。
元々株数が少ないマザーズ系の銘柄のネット証券での当選確率は、近年では最も当選確率は低くなったのではないでしょうか。
とすれば、「いい銘柄」は、確率的には当たらなくて当たり前、しかし、誰かには確率的必然として当たるわけで、それがあなたであり、私である可能性はあるわけですから、
とにかく申し込んでおくこと。
逆に公募株が取れやすい銘柄というのは、当選確率が高い銘柄。それは株数が多い、当選者が非常に多いか、あるいは人気がない銘柄ということになります。
だから、私が、あなたが、当選しているのは、こういう銘柄の場合が多いわけです。
こういう銘柄は、公募からの上昇率も低いし、全体の地合いとか様々な条件によっては公募割れだってありうると。
だから、あなたのお嘆きは、確率的には「そりゃ、そうですね」という、いわば当然の状況である可能性が高いということになります。
嘆くようなことではない、あらかじめ、かなり高い確率で起こりうることとして想定できることでしかないです。
まあ、足利だって、若干は利益が出たでしょう。これはこれでよしとして、喜んでおけばいいし、
別にIPOに限らず、株式投資では最高値、あるいはそれに近いところでうまく売り抜けるなんていうことは、なかなか難しい、できてもたまたまですから、
「たら・れば」でイライラするようなことは、ほんと、つまらんし、意味がないと思います。
どうしたら自分の気持ちをうまくコントロールできるのか、それができないとしたら、その原因は何なのかをつきつめて考えてみるというのは、投資のパフォーマンスを向上、あるいは安定させるには有効なことではないかなと思います。
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