IRセミナー あさひ、サムティ・レジデンシャル(2)
3459サムティ・レジデンシャル投資法人
いわゆる「サムティ君」で、個人的には利食いするタイミング皆無で、公募以来
塩漬け化している銘柄です。次が多分、第一希元素の-3万かな。
だから、含み損金額としては断然トップなのです。
なんでこうなるかというと、他の含み損銘柄はだいたい損切で売却してしまっているからと
いうのがあります。
では、なぜここは損切りしないのかというと、その原因の一つはこれをNISA口座に入れてしまった
ことがあります。NISA口座に入れた銘柄は損失が出ていても、他の銘柄の売却益と相殺する
ことができません。だから、保有口数は多すぎるけれど、あえて売るメリットがないので、
消極的に保有を継続しているという形になっています。望ましい形ではないですね。
21口保有。10.2万公募→時価8.22万。現状は-41.58万円の含み損です。
保有している個別銘柄としては、これは含み損は最大になっています。
但し、これは分配金を含んでいません。年間の分配金が5000円とすると、公開から4年分
で2万程度。1口価格が変わらないとすると、約4年程度の分配金で現在の含み損は解消す
るという計算ではあります。
分配金の水準を考えてのREITの長期保有は増やしてもいいのです。
が、別にこの銘柄に思い入れかせあるわけでもなんでもないので、個別銘柄としては保有
口数、というか金額が多すぎるのが現状です。
さて、IRセミナーの方ですが、グッズはこんなのをくれました。
名前入りのボールペン。こういうのは証券コード番号も入っているといいですね。
あと、ノートです。こういうオリジナルノートは珍しいです。中のページにも、薄くマンション
みたいな建物の絵がはいってます。あと、クリアファイルと紙袋もオリジナルのものでした。
それはいいのですが、最初に要望というか苦言を。
ここ、事後の質問時間で質問者が複数あって、私は挙手していたけれどあててもらえませんでした。
それは、まあ、時間の関係とかもあってしょうがないのですが、
ここは、プレゼンターの人も、随伴の方も、話が終わったらすぐに裏に引っ込んでしまって、
直接、話を聞きに行くすき、タイミングがまったくありませんでした。
私は全体の場でもズバズバ聞いてしまいますが、全体の場では遠慮して質問しにくくあとで話を聞こうと
思っている方がいても、これでは聞けないです。
次のセミナーの開始には少し休憩時間もあり、別に席に少し残っていてもなんら支障のない状態でした。
ここはちょっと残っておかないと。
話の最初に、あるいは証券会社の方にも、休憩時間は席に残ってますとか、あるいはロビーにしばらくおります
のでとか、事前に会場の証券会社支店にも確認の上、ふれておくのが適当かと思います。
こうしたこと、わりと基本的なことだと思いますが、に思いが至らないというのは、
IRセミナーのプレゼンターとしては、ちょっと甘いというか、基本姿勢としてどうなのかなという印象
を持ちました。
また、細かいことですが、REITは株式とは違うので、この価格は当然「株価」ではありません。
複数回「株価」という言葉を使われていました。便宜的にわかりやすくという意味で使われているのだと
思いますが、ここは「一口価格」等、わかりやすさよりは意識的に丁寧に正しく言葉を使われた方がよい
と感じました。
さて、基本のここの経営内容ですが、様々な地方の中核的都市の物件なども含めて、分散してレジデンシャル、
賃貸マンションの経営をしており、その内容は順調のように思われました。
地方への分散投資はリスク分散という意味も大きいと思いますし、REITとしてのキャラクターの独自性も
あって、これが悪いとは思いませんでした。
ただ、価格がさっぱり戻らないのは、REIT市場全体の動向もありますが、規模が小さく、信用度も相対的に
低く、格付けもない、このREITの現状の性格によるところが大きいのだろうという認識です。
スポンサーのサムティは東証一部銘柄になりましたし、信用度は高まっているとも思われますが、
やはり225銘柄の商社とか住宅メーカーなどの超一流系スポンサーと比較すれば、当然、なお課題がありましょう。
それは新規上場銘柄の価格に如実に反映されていますから。
価格が安くなった結果、現在の時価での分配金利回りは6%を超えていますから、
信用度等の弱さは承知で買っていくスタンスはありえると思います。
1口ずつ丁寧に売買すれば、松井証券であれば手数料無料の範囲内です。
聞きたかったのは以下の点です。
・公募価格からなかなか価格が上昇しない原因はどういうことにあると認識しているか。
上記に書いたようなことです。
・投資主の比率の特徴はあるか
他の銘柄と比較して個人の保有が多いなど、投資主の比率について、特徴はあるか?。
・格付け取得の目処や目標時期等、具体的にはどうか。
・規模1000億が格付け取得の一つの条件のような話があったが、これ以外に格付け取得のために必要な条件、要件
としてはどのようなことが考えられるか。
ここはスポンサー企業が開発したマンション等の優先購入権が付与されています。
別に買わなくてはいけないわけではないですが、増資での規模拡大の際はこうした物件が組み入れられることになります。
これ自体は別に悪くないですよ。
ただ、ここでは、別にこの銘柄に限らないですが、常に利益相反の状況が生じやすくなります。
当然、スポンサー側は高く売りたいし、逆にREIT側は安く買いたいわけですから。で、どっちかに偏った設定になると、
それは逆の方からは批判されます。
傾向、あるいは疑念としては、REITはスポンサー企業の出口戦略に利用されがちになるのではないかというのはありますね。
買入価格設定等で、どう合理性、公平性を担保できるのか、そのあたりのスタンス、基本認識も、ま、ちょっと聞きたかった
です。
上記のことについてはこのページの紹介とともにIRの方に聞いてみます。
投資判断としては、ここから、あるいは一段安からの新規買いは、少しずつであればありうる選択だと思いました。
分配金利回りが高く、運営業績は基本的には安定的と思われるためです。
個人的には、特に必要性がなければ、現在の口数を維持し、分配金をとっていきます。
含み損云々は別にして、これだけの利回りで配当とか分配金が出る商品というのはあまりありませんので。
別に長期保有はそんなに苦にはなりませんし。
3459サムティ・レジデンシャル投資法人
いわゆる「サムティ君」で、個人的には利食いするタイミング皆無で、公募以来
塩漬け化している銘柄です。次が多分、第一希元素の-3万かな。
だから、含み損金額としては断然トップなのです。
なんでこうなるかというと、他の含み損銘柄はだいたい損切で売却してしまっているからと
いうのがあります。
では、なぜここは損切りしないのかというと、その原因の一つはこれをNISA口座に入れてしまった
ことがあります。NISA口座に入れた銘柄は損失が出ていても、他の銘柄の売却益と相殺する
ことができません。だから、保有口数は多すぎるけれど、あえて売るメリットがないので、
消極的に保有を継続しているという形になっています。望ましい形ではないですね。
21口保有。10.2万公募→時価8.22万。現状は-41.58万円の含み損です。
保有している個別銘柄としては、これは含み損は最大になっています。
但し、これは分配金を含んでいません。年間の分配金が5000円とすると、公開から4年分
で2万程度。1口価格が変わらないとすると、約4年程度の分配金で現在の含み損は解消す
るという計算ではあります。
分配金の水準を考えてのREITの長期保有は増やしてもいいのです。
が、別にこの銘柄に思い入れかせあるわけでもなんでもないので、個別銘柄としては保有
口数、というか金額が多すぎるのが現状です。
さて、IRセミナーの方ですが、グッズはこんなのをくれました。
名前入りのボールペン。こういうのは証券コード番号も入っているといいですね。
あと、ノートです。こういうオリジナルノートは珍しいです。中のページにも、薄くマンション
みたいな建物の絵がはいってます。あと、クリアファイルと紙袋もオリジナルのものでした。
それはいいのですが、最初に要望というか苦言を。
ここ、事後の質問時間で質問者が複数あって、私は挙手していたけれどあててもらえませんでした。
それは、まあ、時間の関係とかもあってしょうがないのですが、
ここは、プレゼンターの人も、随伴の方も、話が終わったらすぐに裏に引っ込んでしまって、
直接、話を聞きに行くすき、タイミングがまったくありませんでした。
私は全体の場でもズバズバ聞いてしまいますが、全体の場では遠慮して質問しにくくあとで話を聞こうと
思っている方がいても、これでは聞けないです。
次のセミナーの開始には少し休憩時間もあり、別に席に少し残っていてもなんら支障のない状態でした。
ここはちょっと残っておかないと。
話の最初に、あるいは証券会社の方にも、休憩時間は席に残ってますとか、あるいはロビーにしばらくおります
のでとか、事前に会場の証券会社支店にも確認の上、ふれておくのが適当かと思います。
こうしたこと、わりと基本的なことだと思いますが、に思いが至らないというのは、
IRセミナーのプレゼンターとしては、ちょっと甘いというか、基本姿勢としてどうなのかなという印象
を持ちました。
また、細かいことですが、REITは株式とは違うので、この価格は当然「株価」ではありません。
複数回「株価」という言葉を使われていました。便宜的にわかりやすくという意味で使われているのだと
思いますが、ここは「一口価格」等、わかりやすさよりは意識的に丁寧に正しく言葉を使われた方がよい
と感じました。
さて、基本のここの経営内容ですが、様々な地方の中核的都市の物件なども含めて、分散してレジデンシャル、
賃貸マンションの経営をしており、その内容は順調のように思われました。
地方への分散投資はリスク分散という意味も大きいと思いますし、REITとしてのキャラクターの独自性も
あって、これが悪いとは思いませんでした。
ただ、価格がさっぱり戻らないのは、REIT市場全体の動向もありますが、規模が小さく、信用度も相対的に
低く、格付けもない、このREITの現状の性格によるところが大きいのだろうという認識です。
スポンサーのサムティは東証一部銘柄になりましたし、信用度は高まっているとも思われますが、
やはり225銘柄の商社とか住宅メーカーなどの超一流系スポンサーと比較すれば、当然、なお課題がありましょう。
それは新規上場銘柄の価格に如実に反映されていますから。
価格が安くなった結果、現在の時価での分配金利回りは6%を超えていますから、
信用度等の弱さは承知で買っていくスタンスはありえると思います。
1口ずつ丁寧に売買すれば、松井証券であれば手数料無料の範囲内です。
聞きたかったのは以下の点です。
・公募価格からなかなか価格が上昇しない原因はどういうことにあると認識しているか。
上記に書いたようなことです。
・投資主の比率の特徴はあるか
他の銘柄と比較して個人の保有が多いなど、投資主の比率について、特徴はあるか?。
・格付け取得の目処や目標時期等、具体的にはどうか。
・規模1000億が格付け取得の一つの条件のような話があったが、これ以外に格付け取得のために必要な条件、要件
としてはどのようなことが考えられるか。
ここはスポンサー企業が開発したマンション等の優先購入権が付与されています。
別に買わなくてはいけないわけではないですが、増資での規模拡大の際はこうした物件が組み入れられることになります。
これ自体は別に悪くないですよ。
ただ、ここでは、別にこの銘柄に限らないですが、常に利益相反の状況が生じやすくなります。
当然、スポンサー側は高く売りたいし、逆にREIT側は安く買いたいわけですから。で、どっちかに偏った設定になると、
それは逆の方からは批判されます。
傾向、あるいは疑念としては、REITはスポンサー企業の出口戦略に利用されがちになるのではないかというのはありますね。
買入価格設定等で、どう合理性、公平性を担保できるのか、そのあたりのスタンス、基本認識も、ま、ちょっと聞きたかった
です。
上記のことについてはこのページの紹介とともにIRの方に聞いてみます。
投資判断としては、ここから、あるいは一段安からの新規買いは、少しずつであればありうる選択だと思いました。
分配金利回りが高く、運営業績は基本的には安定的と思われるためです。
個人的には、特に必要性がなければ、現在の口数を維持し、分配金をとっていきます。
含み損云々は別にして、これだけの利回りで配当とか分配金が出る商品というのはあまりありませんので。
別に長期保有はそんなに苦にはなりませんし。