IRセミナー 京阪神ビルディング
8818京阪神ビルディング
株価は
こちら。
PER10倍、配当利回り2%後半と優待のお米券。PBR0.5台。
まあ、指標的にはバリューといえばバリューかな。
逆に言えば成長性等の評価は厳しいということでしょう。
つまり、ここは大阪を中心とした地域の不動産に投資しているということで、
それ以上でも以下でもないと。
ただ、その中味を見ると、長期契約で賃料が安定しているデータセンターの比率が4割。
ここを強化している。
JRAのウインズビル関係が25%。専務が言うにはJRAさんはいいお客さんだそうで。
あと、オフィスビルが25%程度。
他に、比率は低いが、物流倉庫、商業施設などもあります。
大阪のオフィスビルは賃料が漸減傾向だそうで、企業の本社が東京へ移転していっている状況
等について、残念そうに専務さんが話しておられました。
J-REITとの比較では、J-REITは利益の9割以上を分配金に回す必要があり、
一般に、上場企業の配当よりも分配金利回りの方が高くなる傾向がある。
が、災害等で物件の毀損があった場合などは、J-REITは内部留保がないから、元本を取り崩す
などして対応せざるをえない、企業の場合は対応が可能な場合があるということ。
投資判断は、まあ、バリュー的にホールドでいいかもしれないけれど、
いくらデータセンターに注力とか関東圏の物件に投資とかいうことがあっても、
地盤沈下気味の大阪中心の物件への投資が主体であるという時点で、評価はしずらく、
あえて新規買いの候補にする意味をあまり感じません。
堅いかもしれないけれど、魅力に乏しいということです。
専務のプレゼンの中での質問回答時のコメント、大阪本社の東京移転云々の「愚痴」も、事実そう
だとしても、印象としてはマイナスでしたね。
あ、ここはクオカードをいただきました。ありがとう。
大和IRもクオカードで、クオカード2枚1000円。これで交通費がまかなえた形です。
なんかクオカード、たまってきました。
もう一社あります。