フォッサマグナから3000メートル乗鞍への旅(2)
糸魚川ICで高速をおりて市内のフォッサマグナミュージアムに向かいます。
場所は市内の小高い丘陵地にあり、市内の文化・体育ゾーン的に整備されているところでした。
なお、付近には縄文時代の大規模な遺跡、長者ケ原遺跡があり、長者ケ原考古館とい
う施設があります。こちらは今回は行きませんでしたが。
さて、このミュージアムですが、1994年に開設され、2015年には展示構成等を一新して
リニューアルがされたそうなのですが、、展示内容を見てかなり驚きました。
これが質、量ともにかなり充実したものとなっていたからです。
地元で産出するヒスイからはじまり、フォッサマグナ、地球の歴史をたどるような展示の構成から化石
など、いっぱいに詰め込まれ、かつ、見せる工夫や体験させる工夫などもしたものとなっていて、日本展
示学会賞を受賞したというのもうなづけます。
大きな石がヒスイの原石、背後の建物がミュージアムです。

館内の展示、多数のヒスイの展示がありました。
一口にヒスイといっても、一般的なイメージの緑色の半透明のようなものだけでなく、色々な色や種類
があります。



フォッサマグナ関係の展示。
フォッサマグナと糸魚川静岡構造線って同じだと思っていませんか?。
フォッサマグナって巨大な断層だと思っていませんか。
私の理解では、糸魚川静岡構造線は地層の境界線。
で、フォッサマグナというのは、地球の大きな地殻変動等によって生じた地層の大きな溝。
だから意味が違う。
で、この溝の部分に、またいろんなものが堆積したり、あるいは火山活動
があったりして、比較的新しい地層が形成されている、そういう本州の中央部にある巨大な地層の溝という
こと。←共通一次試験 地学は96点で全教科の中で最高でした(^_^;)。文系はだいたい「生物」「地学」
という選択をした。

ここ、興味のある方はぜひ行かれてみたらいいと思います。売店ではヒスイのおみやげもあれこれ売ってありました。
いいものは高いのですが、小さい小さいヒスイ原石は500円のものもありました。
しかし、ここの維持管理というのは、コスト的にも手間的にもなかなか大変だろうと思います。
無論、博物館としては研究活動や教育活動なども積極的にすすめていかなければならないわけですしね。
さて、次はここからは姫川を少しさかのぼり、根知というところからフォッサマグナパークへ向かいます。
「パークけといっても、そんなにすごく整備された広い場所とかいうことではなく、実際に東と西の地層の境
目になっている場所から見られたり、枕状溶岩といって海中で冷えて固まった溶岩塊が見られたりする場所が
あるだけですが。
糸魚川市内はこののぼりをたくさん見かけます。

国道沿いの駐車場に車をとめて、徒歩で遊歩道を進みます。

これ、大糸線の線路です。なにせ走っている列車の本数が少ないです。日中は2時間に1本とかです。
だから、印象としては、ほとんど列車が走っているところを見かけません。
解説板があって、なんと書いてあるかというと「大糸線=走るフォッサマグナ」だそうで・・・。
まあ、それはそういう場所を走ってますけどね・・・。
ここの線路は電線がないです。非電化ということで、走っているのは気動車です。
松本から、どこまで?白馬あたりまでは電車が来ていると思いますが、そこから北は電化されていません。
調べたら、南小谷駅までは電化されているということでした。

さて、10分ほど歩くとこんな場所に出ます。

ここがフォッサマグナパーク。まさに東西の地層の境界が露出している場所ということです。
http://www.itoigawa-base.com/viewspot/culture_02_05.html
ただ、解説とか展示があるから、そうとわかるわけで、なにもなければただの川に近い斜面というだけです。
つまり、面白いか、面白くないかといえば、興味がない人には全然面白くはないですね、ここは(^_^;)。
でも、自分で、何かあれこれイメージすると面白かったりもしますが。
この地層、左右、東西でできた年代が数億年前と数千万年前とかで、時期が全然違うのです。
といっても、どっちも、人間の一生とかいう時間のスケールとは全く違う、悠久の時の流れの中でのことですが。
天文学とか地学というのは、そういうことを考えさせてくれるという意味で面白いところがありますねー。
これが枕状溶岩。まあ、円柱状の枕を積み上げたように見えないこともない。

「枕」というより、下手な石垣と言った方がいいかも。

さらに15分ほど歩くと、昔の「塩の道」のあとの道に出ます。
塩の道はあちこちで、歩けるように整備されているそうです。

ん、その後ろ姿はまさか?。

やはり・・・。著作権とか大丈夫なのかなー??。


今日はここまで、ここから国道を南下して白馬の宿泊施設に向かいました。
つづく。
糸魚川ICで高速をおりて市内のフォッサマグナミュージアムに向かいます。
場所は市内の小高い丘陵地にあり、市内の文化・体育ゾーン的に整備されているところでした。
なお、付近には縄文時代の大規模な遺跡、長者ケ原遺跡があり、長者ケ原考古館とい
う施設があります。こちらは今回は行きませんでしたが。
さて、このミュージアムですが、1994年に開設され、2015年には展示構成等を一新して
リニューアルがされたそうなのですが、、展示内容を見てかなり驚きました。
これが質、量ともにかなり充実したものとなっていたからです。
地元で産出するヒスイからはじまり、フォッサマグナ、地球の歴史をたどるような展示の構成から化石
など、いっぱいに詰め込まれ、かつ、見せる工夫や体験させる工夫などもしたものとなっていて、日本展
示学会賞を受賞したというのもうなづけます。
大きな石がヒスイの原石、背後の建物がミュージアムです。

館内の展示、多数のヒスイの展示がありました。
一口にヒスイといっても、一般的なイメージの緑色の半透明のようなものだけでなく、色々な色や種類
があります。



フォッサマグナ関係の展示。
フォッサマグナと糸魚川静岡構造線って同じだと思っていませんか?。
フォッサマグナって巨大な断層だと思っていませんか。
私の理解では、糸魚川静岡構造線は地層の境界線。
で、フォッサマグナというのは、地球の大きな地殻変動等によって生じた地層の大きな溝。
だから意味が違う。
で、この溝の部分に、またいろんなものが堆積したり、あるいは火山活動
があったりして、比較的新しい地層が形成されている、そういう本州の中央部にある巨大な地層の溝という
こと。←共通一次試験 地学は96点で全教科の中で最高でした(^_^;)。文系はだいたい「生物」「地学」
という選択をした。

ここ、興味のある方はぜひ行かれてみたらいいと思います。売店ではヒスイのおみやげもあれこれ売ってありました。
いいものは高いのですが、小さい小さいヒスイ原石は500円のものもありました。
しかし、ここの維持管理というのは、コスト的にも手間的にもなかなか大変だろうと思います。
無論、博物館としては研究活動や教育活動なども積極的にすすめていかなければならないわけですしね。
さて、次はここからは姫川を少しさかのぼり、根知というところからフォッサマグナパークへ向かいます。
「パークけといっても、そんなにすごく整備された広い場所とかいうことではなく、実際に東と西の地層の境
目になっている場所から見られたり、枕状溶岩といって海中で冷えて固まった溶岩塊が見られたりする場所が
あるだけですが。
糸魚川市内はこののぼりをたくさん見かけます。

国道沿いの駐車場に車をとめて、徒歩で遊歩道を進みます。

これ、大糸線の線路です。なにせ走っている列車の本数が少ないです。日中は2時間に1本とかです。
だから、印象としては、ほとんど列車が走っているところを見かけません。
解説板があって、なんと書いてあるかというと「大糸線=走るフォッサマグナ」だそうで・・・。
まあ、それはそういう場所を走ってますけどね・・・。
ここの線路は電線がないです。非電化ということで、走っているのは気動車です。
松本から、どこまで?白馬あたりまでは電車が来ていると思いますが、そこから北は電化されていません。
調べたら、南小谷駅までは電化されているということでした。

さて、10分ほど歩くとこんな場所に出ます。

ここがフォッサマグナパーク。まさに東西の地層の境界が露出している場所ということです。
http://www.itoigawa-base.com/viewspot/culture_02_05.html
ただ、解説とか展示があるから、そうとわかるわけで、なにもなければただの川に近い斜面というだけです。
つまり、面白いか、面白くないかといえば、興味がない人には全然面白くはないですね、ここは(^_^;)。
でも、自分で、何かあれこれイメージすると面白かったりもしますが。
この地層、左右、東西でできた年代が数億年前と数千万年前とかで、時期が全然違うのです。
といっても、どっちも、人間の一生とかいう時間のスケールとは全く違う、悠久の時の流れの中でのことですが。
天文学とか地学というのは、そういうことを考えさせてくれるという意味で面白いところがありますねー。
これが枕状溶岩。まあ、円柱状の枕を積み上げたように見えないこともない。

「枕」というより、下手な石垣と言った方がいいかも。

さらに15分ほど歩くと、昔の「塩の道」のあとの道に出ます。
塩の道はあちこちで、歩けるように整備されているそうです。

ん、その後ろ姿はまさか?。

やはり・・・。著作権とか大丈夫なのかなー??。


今日はここまで、ここから国道を南下して白馬の宿泊施設に向かいました。
つづく。