旧:鳳凰堂のランダムウォーカー <伏見の光>

2019.4.22以降、新規の主要な記事は新サイト「fusiminohikaru.net」
で書いています。 

家計簿診断 通信費 明日KCN工事

2012-05-22 16:03:51 | インターネット・パソコン・デジカメ
家計簿診断 通信費 明日KCN工事

先月、支出を原則としてすべて記録してみたのですが、
やはり高いのが通信費。auの支払いだけで、2.6万円です。

家族全部なので4台分であり、うち2台はスマホ。上の娘のiPhoneの機器代金が含まれていることもあります。

ここにネットのNTTやプロバイダのDTIの料金が加わります。

で、明日、予定より遅れて光ファイバーのKCNの工事が入ります。
ここはauのスマートバリュー対応なので、とりあえずこれでauの支払いは安くなる、と思いきや、奥さんが
通常の携帯からスマホに変更するようで、これの料金でスマートバリュー分は相殺されるという形か。

まあ、光ファイバーは当初2ヶ月は無料ですし、固定の料金もNTTよりは安く、通話も多分安くなるので、
全体としての通信料金は削減にはなります。

というこでメールが来ていたCLUB NTT-Westにアクセス。
たまっていたポイントの交換手続きをしました。
NTTはもうすぐ解約するわけですが、解約前に申し込んだので、この申し込みは有効かなと思いますが。
どうかな?。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
日頃より、CLUB NTT-Westをご利用いただき誠にありがとうございます。
「ワイヤレスマウス M525(ブルー)」
のポイント交換のお申し込みを受付けました。
■受付日:2012/05/21
■ご利用ポイント数:4000
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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かなりよい「利食いと損切りのテクニック」

2012-05-21 21:16:44 | 株式投資・資産運用
利食いと損切りのテクニック トレード心理学とリスク管理を融合した実践的手法

 トレーダーズショップのモニターで送ってもらったのですが、これはかなりよい。

 著者のアレキサンダー・エルダーはベストセラー「投資苑」の著者。

 テクニカル分析については、私は懐疑的ですが、この著者のものは書いてあることが違和感がありません。

 「いいとこ取り」という感じがしない。

 とにかく記録をちゃんとつけなさいと繰り返し言っているのもいいです。これ、確実に効果があると思います。

 また「なんだよー、持ってれば上がったじゃないの~」的な発想に陥りがちですが、この誤りを指摘したり、空売りについても丁寧に書かれていて、全体として読みやすく、また有益な内容であるように感じられました。
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特別支援教育 7 「楽しむ」はねらいではないのか?

2012-05-21 19:30:46 | 特別支援教育
 「全体像と課題」の続きを書いていないのですが、別のことを。

個別の指導計画で詳細の指導のねらいや手立てを記載するようになって、そこに「楽しむ」というねらい
を書くと、「楽しむ」というのはねらいとしては適切ではないからということで、書き直しの指導や指示が
される場合があったと聞きます。私自身のことではなく伝聞で、現状がどのようになっているかはわかりませんが。

 どうなんでしょうね。「楽しむ」というのは、ねらいとしては適切ではないのでしょうか。

 結論から言えば「楽しむ」というのはねらいとして適切ではないどころか、特別支援学校における極めて重要なねらいの中心の一つなのではないでしょうか。

 学校が楽しくなくてどうする?、学校生活が楽しいものでなくてどうするのでしょうか?。

 学校というのは、何か厳しい訓練だか練習だかを黙々とやって、その取り組んでいることができるようになったらそれでいいのでしょうか?。それがねらいの中心なのか?。

 じゃあ、毎日、何か楽しいことばかりをして、ニコニコ笑って過ごせたら、それでいいの?。それで「楽しむ」ということが達成されていたらいいの?。

 と、まあ、わざと極論というか、単純化させて書きましたが。

 つまりは「楽しむ」というのは、基本的にとても大切なねらいであり、視点であり、大事にしなければいけないことである。だから、ねらいとして極めて重要である。

 だけど、個々の子どもたちにとって、ただ「楽しむ」というねらいを達成して、評価が「楽しめた」、これでは中味、意味が全然わからない。

 じゃあ、どうするかというと、個々の子ども、その子どもにとって「楽しむ」というのはどういうことなのか?。その中味、内容はなんなのかということをまず考え、
次の、ある授業で「楽しむ」というねらいを設定するのであれば、その授業の中でその子にとって「楽しむ」というのはどんなことなのかを具体的にし、
当然、それにそった具体的な内容が設定されていなければなない。

 そうじゃなかったら「楽しむ」というねらいは、ねらいとしては適切ではなくなってしまいます。

 例えば、まず、強い緊張が入ったり、泣くことが続いたり、深く寝てしまったりして、なかなかいろいろなはたらきかけをゆったりと受け止められないことか多い子ども
さんだったら、まず適度に覚醒し落ち着いた状態で様々なはたらきかけをうけとめてほしいわけですね。それが、この子どもにとっての「楽しむ」ということ。

 だったら、それは「楽しむ」ではなくて、その授業の中で、あるいは日課の中で取り組んでいることそのものをねらいとして記述したらいいやん。

 いや、それでもいいのですけど、というか、、その授業では具体的にはそうなるのですけど、そうして落ち着いてはたらきかけを受け止めるところから、この子に「これが心地いい」「これが緊張せずに受け止められる。」
「これが面白い。」「これが好き。」っていうところに広げていきたい、そういうふうに進めていきたいわけです。

 で、そういうものが確立とまではいかなくても、そうした芽が見えてきたら、それはやはりその子にとっての「楽しむ」ということになるだろうと。

 だから、大きな意味で「楽しむ」というのはねらいとしては、はずせないというか、、基本的に大事にする点なのですよ、となるわけです。

 それは、具体的には「あたたかいお湯の温度や感触」かもしれない、「ゆったりしたいつも聞く楽器での演奏」かもしれない、「抱っこでの揺れや細かい振動」みたいなことかもしれない、いずれにしろ、まずは、意図して
考えられた感覚へのはたらきかけというところからまずはじまる。

 これは、認識面でも重度な子どもたちの場合で、発達や障害の実態が異なれば、当然「楽しむ」ことの中味、内容、意味は個々に異なってきます。

 だから、一回とばした記事と関連づけて言うなら、やはり個々の授業でのねらいや取り組み内容は原則としてその子の「全体像と課題」に沿ったものになってなければいけない、必然的にそのように組織されるべきもので
あるということですね。

 ちょっと舌足らずか。

 これと意味的には似たようなことで「指導方法を優先させるな!」というのもよく感じていました。これもまた書きます。






 
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天空の城へ 竹田城跡

2012-05-20 20:50:30 | インターネット・パソコン・デジカメ
天空の城へ 竹田城跡 

 昨日は兵庫県の竹田城跡へ行きました。

 定期的に歴史探訪をしている、以前の職場の同僚の方が連絡をしてくれます。

 可能な時は一緒に参加をさせてもらっています。これまで、関が原古戦場や伊賀上野などに行かせてもらいました。

 今回は、兵庫県朝来市和田山町にある竹田城。実際の建物としての城郭はなくて、石垣が残る城跡です。


 こちらのサイトも簡潔でわかりやすいです。


 ルートはJRで、新快速で姫路まで行って、そこから播但線を北上。あとから見たら、京都からだと、山陰線で和田山からという方が時間的にうまく接続などがあれば早かったのかもしれません。
関西1Dayという切符を利用しました。

 播但線がまたしぶいローカル線でして、最初は4両、途中からは1両の気動車に乗り換え。
 料金表と料金箱があって、なんかバスみたい。


 播但線はかつてSLの三十連で有名でした。


 運転レバーの中心部の光っているところだけを強調したかったのですが。後処理とかでうまくできるようになりたいですなぁ。


 これは後ろ側。単線をコトコトという感じです。


 線路の下をくぐって、さて、ここから山城へ。


 もう緑がかなり濃いです。


 山道を上へ。だいたい、元々体力がない上に、このところ体がなまっているので、みんなゆっくり歩いているのに
それにもついていけません・・・。まあ、予想はしており、かつ、最近はやたらと発汗量が多いため、着替えのシャツ
も複数持参していました。


 40分ぐらいかな、登ると、頂上付近に。


 見下ろす風景がきれい。


 ここで昼食。駅前のお店で弁当を買って持参。弁当の中味は山道で片寄ってしまいましたが、食べるのには大丈夫。


 なんかこの雰囲気は・・・。


 マチュピチュを連想させますね。建物があればそうは感じないのでしょうが、石垣だけしっかり残っているので。
 

 山城でこの石垣群というのはかなりすごい感じ。山の尾根の自然地形を生かしたらしいです。


 見下ろす。




 上でかなりゆっくりしてから降りました。駅から。山頂あたりに少しだけ石垣が見えます。


 秋口に霧が谷間に沈み込むと、こんな景色も。これは、確かに天空の城っぽいです。
 全体の雰囲気はちょっと津和野城跡に似ているかなとも思いました。


 いやー、名前だけは聞いたことがありましたが、これはなかなかよかった。
 駅から歩きましたが、山頂の下あたりまで車で来ることもできるようです。

日本のマチュピチュ?天空の城 竹田城跡


竹田城雲海 写真ライブラリー


竹田城跡パノラマ写真集



 歴史探訪は、次回もまたしぶいところを計画してくれるみたいです。

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特別支援教育 6 キャラを立てる 環境、教材・教具としての人 

2012-05-20 16:35:41 | 特別支援教育
 「キャラを立てる」というのは、キャラクターを設定する、はっきりさせるという意味です。

 これはどういうことかというと、特別支援教育、とりわけ重度の障害のある子どもたちにとっては、
関わる教職員というのは、極めて影響の大きな環境であり、同時に教材であり教具である側面が大きい
ので、そこには意識的にそのキャラクターを意図をもって明確にしておくことが求められるということ
です。

 重度の障害のある子どもたちは視覚障害や聴覚障害があることも多いです。
 そうした子どもたちに届く形で、わかりやすい形で「人」という環境、教材を示したいということです。

 人はそれぞれ個性があります。言葉づかい、声の高い低い、触れ方、抱きかかえ方、顔の表情、着ている
服、まあ、色々あります。

 そうした個性は、一々その内容を意識しなくても自然に子どもらに伝わっているところもあります。

 ですが、よりそうした個性を明確なものにして、子どもの前に示すということは意図的にされてよい。

 例えば、朝の子どもへの声のかけ方。原則として、いつも同じ場所で、同じ言葉を同じトーンで言うように
する。また、子どもの肩をトントンとたたきながら言うようにするとか。

 無理して、いつもと違う自分のスタイルをつくるのはなかなかしんどかったり、その人の性格によって難しか
ったりします。
だから、いつもの自然なやり取りの中で、自然とできることを意識的に強調するような形がやりやすいかなと
思います。

 設定されたクラスの授業の中ではこうしたことは意識されやすい。が、日常の様々な場面の中ではどれだけ
教員の側がこういうことを意識できているか。それは自問してみてもいいのではないかと思います。

 こういうことを繰り返していくと、重度の障害のある子どもらも「わかって」きます。なにが?。あ、いつもの
先生が来た、これから○○がはじまるな。今日もいつもと同じスタートだ、安心だな。言葉としてこう表現で
きなくても、感覚としてはこんな感じでわかってくる。

 例えば、去年の実例。

 おっさんの低い声がちょっと苦手な子どもさんに対して。

 私は朝、あるいはそれ以外の場面でも、この子には「どんどんどーんとやってきた~、おはようさ~ん。」と
いうのを(これは朝ですが)決め言葉にしていつも関わりをはじめるようにしていました。
 別に「どんどんどーん」の言葉そのものには必然性はない。だけど、その言葉を同じトーン、同じ言い方で、
同じ時に繰り返し使っていくということは意味がある。

 他の子に。
 「○○ちゃん たかたった ○○ちゃん おはようさ~ん。」
 この子は男の先生の関わりが好きな子ですぐ笑顔になっていました。

 以前のこと。
 朝、通学で自分のバギーに乗って教室まで来る間。
 「○○○ ○○○○(苗字と名前)でございま~す。」と言いながら、その子が挨拶をしている雰囲気でいろんな人
とすれ違いながら教室まで行って来ました。
 そうすると、軽く「おはよう」と応じてくれる先生もいれば、「しっとるわ~い!」とかつっこんでくれる先生が
いたりする。

 こういうことは、子どもにとっての安定的な日程の設定ということとも関わるのですが、人との関係ということで
は、それを強めることになると思います。

 なにが得意でどんな特徴があるのか、そして、それをどうそのままでなくて子どもに合う形で意図をもって示し
そのことを継続できているのか、それに対して子どもはどう反応しているのか、そういうことを自問しつつ、
教員としての「キャラを立てて」ほしいなと思います。

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勝ち抜け! サバイバル投資術

2012-05-19 05:53:45 | 株式投資・資産運用
勝ち抜け! サバイバル投資術
クリエーター情報なし
実業之日本社


 図書館で借りました。

 一言で言うと「そうかもしれませんが、それで?」という感じでした。

・余裕資金、投入できる資金はいつも持っておきましょう。
・ほったらかしの長期投資では勝てません。
・バブル崩壊のきざしをとらえたら全部売りましょう。
・バブル崩壊後にまた投資しましょうね。

こんな感じで、今の状況からすると、おっしゃることはごもっとも。
指摘しているバブルが起こる可能性がある事象についても、こういう指摘はできるでしょう。

だけど、つまりは高く売って安く買うということで、そのタイミングはどこが適切かなんていうのは
わからん、結果論です。

私自身については
・余裕資金は、それはありますよ。というか、現金的ポジジョンがでかすぎます。
・ほったらかしてはいません。
・全部売るとかいう対応はしないですね。
・安いところを買うのは好きです。

という感じでしょうか。

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親父日記 5/18

2012-05-18 19:45:35 | その他
親父日記 5/18

 今週はちょっと発熱があり、抗生剤が入ったりして熱そのものはそんなに高くはならない
のですが、来週はじめにもと言われていた退院の方はまだ無理そうです。

 まあ、しょうがないですね。病院の雰囲気そのものは悪くはないです。

 最近は午前中は実家の片づけをするようにしています。

 母屋と離れがあるのですが、とりあえず母屋の部屋を中心に。

 人が日々生活している空間であれば、どっちらかっていても、そこには、なんというかな、
日々の人の営みが感じられて、命が感じられるのですが、ずっと人が使っていない空間という
のは、同じ散らかっている状態であっても、なにかよどんだマイナスの力みたいなのを感じて
しまいます。

 実際、ほこりとかかびとかを吸い込んだりもしているでしょうし、休み休みでも2時間ぐらい
作業すると、もうそれで疲れてしまいます。この頃は基本的に体をあまり動かしていなということ
もあるのでしょうが・・・。

 て゜、昼食後にちっょと寝たりしてしまうことがあります・・・。

 実家は、とにかく、集める、捨てる、寄せるみたいなのを続けて、来週には一定の整理をしたい
と思っています。片付けていると、猫2匹が(実家で弟が飼っている)まとわりついたりウロウロした
りするのが、うっとおしくもあり、面白くもあり。
 離れの方は、まあ悲惨な状態ですので、すべてスッキリするのは当分は無理ですが。

 成年後見の方では、今日、監督人の人が自宅に来てくれました。地元の司法書士さんが家裁からの
選任で監督人ということになります。他にも複数の方を担当されているということでした。

 基本的には、これから5月末ぐらいまでの期間で、財産目録を作成するというのが当面の課題です。
そのためには、金融機関の口座の最終確認等をすすめなければなりません。

 ベースは後見の申請の時の書類がありますので、そんなに難しいことではないとは思います。
 で、案ができたら監督人の人に示すということになります。

 親父さんの状態が落ち着いてホームに戻ることができ、実家が一定片付いて、お金の関係も整理が
できれば一段落で、そこからは可能な積極策、できることを考えて実行していきたいのですが、
そこまではまだちょっとかかりますね・・・。
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特別支援教育 5 全体像と課題、全体像と課題、全体像と課題~(1)

2012-05-18 17:51:54 | 特別支援教育
 と、これは、常に思って、また言ってきたことですが。

 個別の指導計画というのを作成するようになって、それぞれの学校で子どもらの実態や課題、
指導の手立てやそのまとめなどを、その書式に基づいて整理して記入するようになってますね。

 で、最近の傾向としては、通知表(「あゆみ」という言い方をしたりしますが)と、この個別
の指導計画を一体化、ひとつのものにしようとする傾向があります。

 このこと自体は別に悪いことでもなくて、うまく機能すれば、仕事の合理化につながる面も
あると思うのですが、通知表と個別の指導計画は内容的に重なる部分があっても、文書の性格
がやや異なるので、そこらあたりをうまく統合される形式、内容の検討を深めていく必要がある
と思っています。つまり、通知表は、まさに「通知」、つまり実際に行ったことをまとめて報告し
評価する面が中心であり、一方、個別の指導計画は、「計画」、実態をどうとらえて、どのような
課題を設定して授業での取組をすすめていこうとしているのかという部分が中心となるものである
ということです。

 で、表題の「全体像と課題」ですが、個々の子どもの細かい実態を詳細に把握することは、その
こと自体としては重要ですが、そうしたものの総体として、子どもの全体像と(中心的な)課題は
何なのかをしっかりと明らかにしておくことが極めて重要で、極端に言えば「細かいことはいいから、
まず、この子はどんな子で何が大事なのかを共通理解しよう」ということができたら、まずは
それでいいと思うのです。

 「共通理解」というところがポイントです。個別の指導計画は担任さんなり、誰か一人、原案を
作成する担当者が当然するでしょう。ですが、その子と日常的に主に関わる指導者の間では、この
「全体像と課題」は共通理解しておかなければいけない。

 これができていたら、日々の取組は、枝葉末節にとらわれたりすることなく、全体としては大きな
誤りがない方向に向くはずです。

 人によって、経験が浅くても、すぐにパッとこういうことが正確にとらえられる人がいます。逆に
経験年数が長くても、どうもここのところがずれてしまう、そこはそんなに大事ではないんだけど
なぁと感じる人もいます。

 自分自身はどうだったか?。最初はわけがわからないところからスタートして、回りの先生らに
あれこれ教えてもらい「あれがこうで、そうだから、このことが大事」というように筋道をたてて
説明してもらいそれを理解する中で、自分なりの子どもの理解やとらえがだんだんできるようになっ
てきたように思います。

 今の若い先生らが大変だなと思うのは、そういうバッファみたいなものが少ないように感じられる
ことです。

 ただ、いくら共通理解ができたとしても、大きくくくった「課題」は実際の授業の場面で具体化し
ていかなければ意味がないわけで、そこでは本質的な実態のとらえとそれに対する具体的な手立てを
明らかにして実践していく必要があります。

 例えば「安定した体調で学校生活を送ることができる。」というのを大きな課題であると考えたと
しますね。まあ、こういう文章表現がいいかどうかとかは、検討の余地はありますが。

 こんなの、誰だってそうですが、なぜこれを中心的な課題としてあげるかといえば、それはこの子
の実態に即して学校教育の中での課題とすることが適当で重要であると考えるからですね。

 じゃあ、そのために何をすればいいんでしょうか。それは「学校教育」という範囲の中で行えるこ
とでしょうか。医療じゃないんでしょうか。

 この課題に即した内容を教育課程の中で具体的にどこでどう取り組みますか。

 と、あれこれ、考えていくことに当然なるわけです。

 次回、ここのところを具体的に考えてみます。
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マイ・バック・ページ

2012-05-18 08:43:18 | 映画テレビメディア
マイ・バック・ページ [DVD]
クリエーター情報なし
バンダイビジュアル


 期待していなかった割には、意外によかったです。

 学生運動を全体としてどう評価するかはよくわかりませんが、個々のそれに関わった人の問題として見るなら、それはやはり
青年期のアイデンティティの確立ということと大きく関わっていたのだろうなということをあらためて感じました。

 もし自分がその渦中にいたら、なんらかの形での関わりを持ち、後の人格形成に大きいか、小さいか、何らかの影響はあったでしょう。

 しょうがない「革命家」の松山ケンイチが意外と悪くないです。

 忽那汐里の役がよくわからないな、実在のモデルがあるそうですが。この女優さん、「半分の月がのぼる空」はかなりよかったです。

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八日目の蝉

2012-05-18 08:37:29 | 映画テレビメディア
八日目の蝉 通常版 [DVD]
クリエーター情報なし
アミューズソフトエンタテインメント


 ツタヤで借りました。前からちょっと見てみたかったので。

 推理小説風というか、サスペンスタッチのものかと思ってしまたが、全然違いました。

 永作博美さんと小池栄子さんがなかなかよかったな。

 それはいいんだけど、男の描かれ方がしょぼいっす。劇団ひとりも田中哲司さんも。まあ、これは主題じゃないといえばそうなのだけど。

 今は自分は何日目?。八日目はあるのかなあ・・・。
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今日の懸賞 18日

2012-05-18 07:29:47 | 懸賞
今月の応募総数 1510
今月の当選総数 7

当選、主な応募先など
 crocosで旅館の割引券が当選してましたが、実質的には意味がないものだったので、当選には含めず。

今日のくじなど
楽天PointClubファン 楽天トラベル 各1ポイント
 当たりやすいところが当たったという感じです。


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七条通りから京都国立博物館へ

2012-05-18 06:44:58 | インターネット・パソコン・デジカメ


七条通から高瀬川。水はきれいっぽいですが、傘が沈んでたりします。なんでそういうものを捨てるかね・・。


雨の京都国立博物館。


「王朝文化の華」という展覧会をしていました。
陽明文庫という近衛家のいろんな文物の展示です。藤原道長の直筆の日記とかがあったりして興味深かった。
ただ、文書とか和歌とかが多くて、私はほとんど読めないので、面白さが半減という感じ。
人形とか絵とか、そういうものも展示されてましたが。
古文書が読めたり、書道のたしなみがあったりする人にはとてもいいと思います。


レンズに雨滴がついてますが、ボディもレンズも防塵防滴仕様なので安心感があります。

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特別支援教育 4 「こんな夢を見た」2

2012-05-17 19:12:34 | 特別支援教育
 で、その夢ですが・・・。

 まず、私が主に担当していた子ども、亡くなった子どもですが、を、なぜか、私が自分の
家に連れて帰っている。
 
 これは当時の実際に自分が住んでいたところ。自分の子どもが小さい時はしばらく奥さんの
実家にいたのですが、まさにそこ。

 連れて帰った子どもはちょっと具合が悪くて、ぐったりした感じなのです。

 現実にはもちろん仕事で担当している子どもを自宅に連れ帰るなんていうことはないわけです。
 ですが、最重度の子どもたちの場合は、担当の教員と一対一で過ごす時間が長くなることが多く、
場合によっては9時すぎから3時頃までずっと一緒に過ごす日が多くなったりすることがあります。

 自宅から通っているわけではない、病院の看護の体制は人の人数としては常に厳しい状態ですか
ら、そんなに一人一人の入院している人らにゆっくり関わったりできない、つまりは、その子の
その時点の生活の中で最も濃密に関わる大人が担任の教員だったりすることは、まあ、普通にある
わけですね。教員の側にしたって、例えば自分の家に小さい子どもがいたとしても(実際、いましたが)、
その子関わる時間はこんなに長くはならない。
 そういう中では単に指導・被指導の担任と児童という関係以上の人と人との関係性というのが
深まりやすいということがあります。これは、場合によってはマイナス、よくない方向に作用したり
することもあるのですが。

 だから、いわば「家族」的に自分が担当している子を自宅に連れ帰ってしまうような場面というの
が夢の中に違和感なく出てくる、これは自分の側の深層というか潜在的心理の反映でしょう。

 で、その子をフロアチェア、床におく椅子にちょんと座らせる。

 うちの奥様は「あら、連れて帰ってきたん。具合悪いのんと違うの?」とか、これも普通に言ってる。
奥さんも前は同じ学校で仕事をしてましたから、状況はまあわかってるわけです。
わかってるにしたって、そこで普通に喋ってるというのが、またおかしいところではあります。

 ここからがこの夢のメインのところでして、

 私がその椅子に座らせた子の前に行くと、子どもが手を少し挙げるようにしたので、私はそれに応じる
ように、ちょうどETの映画で指と指が触れ合う場面のように、自分の指先とその子の指先をくっつけた
のです。

 すると、なにかシュルシュル~というような音がして、なんとその子は指先と指先がふれあっている
その場所から、スーッと私の体の中に全部吸い込まれてしまったのです。

 「えーっ!なに、えーっ!」みたいに私はすごくあわてます。

 「ちっょと、今、ここにおった!、ここにおった!」とか、奥さんに言って、もう混乱をしている。

 混乱しているのだけれど、同時に、その子が自分の体の中に吸い込まれたことは全然不快ではない、むしろ
なにか暖かい気持ちになっている。だけど、やっぱりその状況が理解できずにあわてている、そんな感じ。

 ここで夢は終わりです。

 あんまり情緒的になるのは好きでもないのですが、この夢を見てから、その子は自分の中にいると思うように
しています。

 まあ、いつもこんなことを考えるわけではないのですが、今でも時々思い出すのです。これは、どうだろう、
もう15年以上前のことですが。

 で、この子に怒られないように、恥ずかしくないように頑張らないといけないな、とか時々考えていました。

 ということで、この子は亡くなっても、ずっと私に対して影響を及ぼしているわけですね。

 人は人と人との関係の中で成長したり発達したりする。この子の命の意味とかこの子と出会った意味という
のは、少なくとも私にとってはかなり大きかったわけで、それは、ある意味、人の命が存在する意味とか価値と
いうことにつながるのではないか・・・、とか思ったりしました。

 はい、「こんな夢をみた」、おしまい。

 これ、書いてよかったかな?、と今、ちょっと自分の中にいる彼に聞いておきました。
 


 



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特別支援教育 3 「こんな夢を見た」

2012-05-17 06:19:06 | 特別支援教育
特別支援教育 3 「こんな夢を見た」



 初めて勤めた養護学校は病院が隣接している学校でした。区分としては「病弱養護」ということになります。

 旧の国立療養所、現在は独立行政法人国立病院機構だったかな、には、重症心身障害児の入院する病棟が設置
されているところがあります。そこに入院してる学齢の子どもたちは、入院したまま病院から学校に通います。

 当然、体調面での弱さを抱えている子どもたちであり、命のぎりぎりのところで頑張っている子どもたちもい
ます。そのため、ほとんど毎年のように亡くなる子どもがありました。

 理解はし、覚悟はしているつもりであっても、子どもらの死に直面するというのは、様々な面で厳しいところ
があります。特にそれが自分が直接担当している子どもであった場合などは、仕事の上での自己の存在価値を
考えたりすることになります。

 体調が悪く非常に厳しい状態が続いていれば、それなりの覚悟というか気持ちの準備のようなものができるの
ですが、そうではない、唐突な死というのもあります。

 ある朝、職場へ行ってみたら、昨日まで学校に来ていた子が亡くなっていた、そういうケースもあります。
私自身、かつてこうした事態に直面しました。

 その時の感情は、すぐには悲しいというような気持ちがわいてこなかったのをおぼえています。呆然というの
に近い。 それで、その次に感じたのが、妙な怒りのような感情。
「おまえ、何、勝手に死んでんねん!。俺はどうすんねん!」こんな感じに近い。

 で、お通夜に行ったり、告別式に行ったり。何度、そんなことをしたのか・・・。もちろん、直接自分が担当し
ていない子どもの場合の方が多かったですが。

 日頃、夢はあまりみません。見ているのだろうけど、おぼえていないことが多い。

 また、夢の内容を長くずっとおぼえているということも少ないです。なぜか、大学の卒業論文が書けない夢とい
うのを年に何度かみて、それはだいたい状況が同じなのでおぼえていますが。

 そうした中でとてもよく覚えている夢があります。 

 えーと、それはまた次回に。全然、夢の話になってない・・・。
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特別支援教育 2 特別支援学校教員にとって必要な資質とは?

2012-05-17 00:23:55 | 特別支援教育
特別支援教育 2 特別支援学校教員にとって必要な資質とは?

☆特別支援学校の教員をめざされている方で、検索等からこの記事を見てくださる方があるようです。
このブログは雑多な内容を書きなぐっています。特別支援教育関連の内容はあまり多くありませんが、右側のカテゴリー分類のところから「特別支援教育」を選択、クリックしていただくと、関連記事のみが一括して表示されますので、よかったら御覧ください。

現在、このブログは新規のサイトに移行しています。
この記事についても、追加のコメントを以下のサイトに記載しています。
特別支援教育 2 特別支援学校教員にとって必要な資質とは?」を参照していただければ幸いです。



以下、2012記載の本文。趣旨については現在も同様に考えています。
(2019.5追加記入)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 これは以前にどこかでもう書いたのだけれど、数年前、同僚の先生と「特別支援学校の教員にとって大事なことはどういうことかな」と
いう話をしたことがあります。別にあらたまってしたわけではなくて、雑談的にですが。

 単純に言うなら
「児童・生徒の実態や課題を正しく把握し、それに基づいて適切な指導ができること」なんていうことになるのでしょうけど。
それはそうで、これについてはまた書こうかなと思いますが、

 私がその話の中で挙げた大事なことは「共感する力」です。
 それは、もちろん子どもたちに共感するということもありますし、保護者に共感するということもあります。

 「やったー」「できたなー」「なんだろう?」「おかしいなぁ!」「大変やったね」「頑張ったね」「しんどかったね」
言葉で共感を表現することはできます。
 また、共感したふりをすることもできます。 それはそれで大事なこともあるかと思いますが、根っこのところで、本当に
「共感する」ことができるかどうか。場合によっては、これは難しいことがあるかもしれない。

 でも、特別支援学校の教員にとっては、この根っこのところでの共感する力というのはすごく大事だと思います。

 もうひとつ挙げたのは「幅広い文化や芸術にふれ、そこから色々なことやものを吸収できる」というようなこと。

学校教育というのは文化を伝えるという意味が大きい。それは特別支援教育でも同様ですが、あらかじめ定められた一定の内容
を基本にして授業をすすめるというよりも、クラスや個々の子どもらの実態に応じた授業を自分たちで創造していかなければならない
という面が大きいです。

 そういう時に、文化を伝える側の教員の中に、その豊かな蓄積や多くの引き出しを持っていなくて、どうして豊かな授業がつくれるのか。
まあ、これは自戒の念もこめて書いてるのだけれども。

 音楽、歌や演奏、とりあげる題材、話す言葉や台詞、使う教材や教具、それらのすべてが必然的に教職員、教職員集団の文化を反映して
しまうことになる。

 としたら、それは小説でも、絵本でも、音楽でも、演劇でも、映画でも、絵画でも、陶芸でも、木工でも、とにかく幅広い文化に広くふれ
てそこから何かを吸収すること、自分の中に取り入れ幅を広げることはとても大事になる。

 ひとつの事について深く追求していくのもよいし、幅広く様々な経験を広げるのもよい。一見、日々の教育活動と直接には関わりがない
ように思えることがあるかもしれませんが、それは何かの形で日々の実践の中に生きてくることというのはあると思います。

 だから、やはり「いい文化」、何がそうなのかは難しいですが、あー、食文化というのも非常に大事ね、ふれる機会というのは大事にし
常にそういう志向を持っていたいものだと思います。

 有名な谷川俊太郎さんの詩です。特別支援教育の視点で、読んでみてほしいです。

「 生きる   

                                     谷川俊太郎

生きているということ

いま生きているということ

それはのどがかわくということ

木漏れ日がまぶしいということ

ふっと或るメロディを思い出すということ

くしゃみをすること


あなたと手をつなぐこと



生きているということ

いま生きているということ

それはミニスカート

それはプラネタリウム

それはヨハン・シュトラウス

それはピカソ

それはアルプス

すべての美しいものに出会うということ

そして
かくされた悪を注意深くこばむこと



生きているということ

いま生きているということ

泣けるということ

笑えるということ

怒れるということ

自由ということ



生きているということ

いま生きているということ


いま遠くで犬が吠えるということ

いま地球が廻っているということ

いまどこかで産声があがるということ

いまどこかで兵士が傷つくということ

いまぶらんこがゆれているということ


いまいまがすぎてゆくこと



生きているということ

いま生きてるということ

鳥ははばたくということ

海はとどろくということ

かたつむりははうということ



人は愛するということ


あなたの手のぬくみ

いのちということ」





 



コメント (2)
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