諏訪御柱祭を見た折、かねて興味を抱いていた「万治の石仏」を見てきた。
諏訪大社春宮のすぐ横にあるこの石仏は、どこかユーモラスである。
大きなおにぎり状の胴体に小さな頭を乗せて、実に素朴な佇まいだ。
以前この首が伸びるという伝説を聞いたことがある。
みのもんたの朝ズバでも取り上げられたとのこと。
それはさておき、田の神様というのはこのような、あたたかい風情ではなかろう
か。心の癒しになる雰囲気を持っている
下諏訪観光協会・
下諏訪商工会議所が提唱する万治の石仏の参拝方法は次の様である。
一、正面で一礼し、手を合わせて
「よろずおさまりますように」と
心で念じる。
二、石仏の周りを願い事を心で唱え
ながら時計回りに三周する。
三、正面に戻り「よろずおさめました」
と唱えてから一礼する。
私も諸々の願いを込めて参拝してた。心穏やかにお参りできる。
この50mほど横に「峡の田にのどかに坐る石仏」(?確かこうだと思うが定か
ではない)の句碑があった。まさに状況ぴったりの句である。
心がささくれ立って、ちょっと癒しが欲しいなあ、という方にお勧めのスポットである。