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沼津の御用邸記念公園へ(同年会旅行)

2010-04-24 13:20:44 | 行ってきました
沼津の御用邸記念公園へ


御用邸公園入り口


那須や葉山のように、沼津にも御用邸があるという。

此処は今の天皇が戦時中皇太子の頃、疎開をしてきたというが、空襲で焼かれた
そうだ。アメリカの空軍力を甘く見ていたのだろうか。


今の天皇が皇太子の頃乗った三輪自転車

昭和44年御用邸は廃止となり記念公園として一般開放される。明治・大正・昭和の三代
に亘り、天皇家に使われてきた。今の皇太子夫妻なども訪れている。

しかし戦後の建て直しということもあるのだろうか?天皇家の別邸としては驚く
ほど質素である。


供進所:食事の盛り付けや配膳、毒見も行ったのだろうか


食堂*二人掛けの小さなテーブルである


謁見所:これが?と思われるほど質素な作りである


御座所:来客応接間見たいなところ

台所、洗面、風呂場、など生活の場は、明治村などで、残っている富豪の邸宅の
内装と殆ど同じか、簡素である。トイレが和洋二つあったのはご愛嬌だが。


和式と洋式が同じところにあった。


ギアマンの障子ガラス

ガラスは手作りのギヤマンで、外がゆがんで見えるのがかえって懐かしい。謁見の
間も中国や、ヨーロッパの宮殿に比べれば、とても皇帝の間とは思えないほどだ。

貧富の差が少なく、豪華な飾り付けをしない、権威付けをしない、というのは、
日本の天皇家の伝統であろうか。




四つ玉のビリヤード台が置いてある部屋があったのが、庶民と違うな、とわずか
に感じた程度であった。これとて普通のもので、特別に象牙とか宝石で飾り立て
てあるものではない。


武者飾りが展示中であった。左端に見えるのは電話室。

玄関遠景