
ゴルフの帰り、まだ十分に明るいので蓼科湖畔の聖光寺に桜見物に赴いた。
夕方であったが、見物客がそぞろに歩いており、山陰に陽が傾いた中、桜の白さが浮かび上がって良い風情であった。
まだ満開には日がある、6,7分咲きであったが、桜の華やかさ、艶やかさより、淋しさ、儚さを感じさせる花の佇まいであった。折しも桜まつりの開催中ではあったが、ウイークデイの夕暮れとあって、露天は店じまいをしており、広い境内は薄暗さが目立った。
いつも思うのだが、山に上がってくると花見が2度出来るという贅沢を味わうことができる。今年は花が例年より早いのと、山に来るのが遅れて、高遠の桜は終わってしまっていたが、こちらはまだこれからである。
天気に恵まれ、今日も夕焼けであった。




