
毎年よ彼岸の入りに寒いのは 正岡子規
昨日までのうらうらとした春の日から一転、今日(24日)は起きてみたら薄っすらと雪が積もる寒さだ。
あちこちで桜開花の便りが、一斉に届いている中での寒の戻りである。「暑さ寒さは彼岸まで」と言われる春分の日も過ぎ、二十四節気は春分、七十二候は「桜始めて開く」。まさに旧暦通りの季節の移ろいであった。
ところがである。この寒さはどうだ。一気に冬に逆戻りである。池の氷は既に溶けているが空から降ってくる雪は細かく、乾いていて冷たそうだ。
少し重ね着をして部屋も温めて過ごそう。