プエルトオルダスの飛行場
セスナでGO
眼下に広がる絶景
プエルトオルダスからギアナ高地へはセスナ便しかない。6人が定員なので私が助手席に乗り込む。ラッキー。翼の支柱に付いたステップに足をかけ、助手席に乗り込む。気の良さそうなパイロットがシートベルト掛けを手伝ってくれる。何か手作りの工作物のようなセスナ機は風や振動にたわむ。ちょっぴり不安だ。しかし快晴で見通しは抜群である。
簡単に離陸をし、街の上をを抜けると湖に出た。島が点在する絶景をゆっくり越してゆく。高度500mくらいで機体の揺れも収まり安定した飛行になってきた。こうなればセスナは安定したものだ。離陸前後は細かくスロットルを調整していたパイロットも、少し余裕が出てきたようだ。やがてジャングルと川が姿を見せ、滝も飛沫を上げている。緩やかな斜面に付けられた滑走路に静かに降り立つ。
カナイマの空港はちいさな山の飛行場である。交通機関はセスナのみで、鉄道も道路も通じていないので、カナイマは下に比べて物価は2,3割は高いそうだ。ここはエンゼルフォールやギアナ高地の拠点になっている。飛行場にはセスナを始めとする小型飛行機が6,7機止まっていた。
パイロットと記念撮影
川や滝が姿を現し、カナイマが近づいてきた。