以前、アルバム整理の際に放置していた賞状入れを、必要があって、開くことにした。
というか、賞状入れの筒の中に、まだ賞状が存在しているのさえ忘れていた。
昨年引っ越しの際に持ち込んでいるのだが、最後にこの賞状入れを開けたのはいつのことだったか記憶にない。
ふた部分をはずして覗いてみると、くるくる巻かれた堅い紙が複数枚ギチギチに入っていて、指先でつまみ出そうとしても出てこない。
ラジオペンチで巻き込まれた紙の一部を挟んで、中心に向かって巻き込み、巻きを狭めながらようやく取り出した。
大小様々な、20枚近くの賞状類。
開いてみると、オットの「自治会に貢献してくれた」賞状とか、娘の絵の入賞とか、私の小学校時代の任命状とか商業簿記の検定とか。(笑) < 40年前だわ!
黄ばみ、赤茶けて。
スキャンしようにも、丸みを伸ばさないとスキャナのカバーをも持ち上げる。40年の重みはすごいわ。(笑)
捨ててしまってもいいのだけど、写真と同様、やはり捨てられない部類。
引き延ばして・・・引き伸ばし・・・懐中電灯スッとばして、くるりんっ♪ 元に戻ってしまう。
賞状とかって、紙質も特殊なので40年も経つと結構 強者ですわ。(笑)
伸ばそうと重しをしても、重しをはねのけて「あった姿」に戻る。
君たち。 残して欲しくば諦めて力を抜きな。
こうして、先のアルバム記録の仲間入り。
捨てるのは、もう少し先になりそうだ。