早くも裏切られる郷秋<Gauche>の予想

 昨日、2008年のテールエンドはSAF1とトロ・ロッソだと書いたばかりが、早速その予想は裏切られることとなった。もちろんSAF1がテールエンドであることは予想通りであったが、トロ・ロッソのセバスチャン・ベッテルが、見事に予想を裏切り堂々のトップ10入り。ティモ・グロックがWペナルティで10グリッド降格になるため、明日のベッテルは9番手スタートとなる。ただし、相棒のセバスチャン・ブルデーは18番手だ。

 残念だったのは、金曜日には9番手と気を吐いたフィジケラが、予選では17番手に沈んだことと、ライッコネンのマシントラブル。2007年チャンピョンのライッコネンが17番手スタートと言うのも、考えようによっては、2008年シーズン初戦から面白いレースが見られる楽しみが増えたとも言えるか。

 意外だったのは、シーズン前のテストの結果を見る限り、フェラーリには追いつけないかと思っていたマクラーレンがなかなか良いタイムをたたき出したことと、自ら十分な速さがないと語っていたBMWが十分以上の速さを見せ付けたこと。クビサの最後のアタックは素晴らしいペースで、コースをはみ出す事がなければPPはBMW-クビサのものとなっていたことだろ。

 負け惜しみでは言うのではないけれど、予想は裏切られるほど、見ては楽しいレースとなる。明日の決勝レースが待ち遠しいぞ。
 
 例によって記事本体とは何の関係もない今日の一枚は、冬枯れの森の中で真っ先に春の訪れを告げるキブシの花。

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 今日、恩田の森で撮影した写真をこちらに掲載しておりますので、ぜひご覧ください。
恩田Now 
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